女二人生活 | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

女性二人が一緒に暮らすとどうなるって

うちもよくわかんなかったけど

性役割分業というのが感じられない生活。

ただ

「女性二人の生活」

というと語弊があるから

「あきとの生活」

という個人的で単なる一例にすぎない話。

あきとうちの生活の中では

料理も

皿洗いも

洗濯も

掃除も

買い物も

ゴミ出しも

あらゆる家事といわれるものを

やりたいときにやりたい方がやる。

もしくは二人で一緒に。

性別で役割を分けるっていうんじゃなく

てかもし分けるなら

どちらも女性であるから

男性役か女性役かっていう

それさえも役割になってしまうけど

あきはあきでうちはうちでしかないから

お互いの特性や体調や気分を見極めて

自分がやるか相手に任せるかを

そりゃもう柔軟に対応してる気がする。

やるにしろ

やってもらうにしろ

お互いを思いやることを

意識的にでも作為的にでもなく

自然にやってる・・・というか

自然にそんな気持ちが起こってるんじゃないかと思う。

だからどこにも窮屈さがない。

うちが女性であることも

あきが女性であることも

そんなお互いが好きなことも

どこにも違和感がない。

あまりに自然な生活。

あまりに自然な自分。

そんな日々に感謝感謝。