家庭教師始めます | Moratoriumer´

Moratoriumer´

今日も波に揺られて海を漂う。

家庭教師をやることになった。

色々思うことがあった。

応募の理由。

しばらくバイトしてなかったから

そろそろしなきゃという焦燥感から。

そして早速面接。

うちこんな外見だからさ

人間性と笑顔で勝負してるのね。

この外見がいいプレッシャーなわけ。

きっと初対面の親御さんも子どももびっくりしただろうけど

うちはいつものようにリラックスしながら自分らしく。

そして家庭教師の具体的な日にち等を決めて面接終了。

次の日。

面接を振り返ってたら強引だった自分に気付いた。

4回生だから1年間しかできないし

6月には2週間の実習もあるのにそれを伝えず

いやそんなことより

そもそも親御さんやその子の気持ちを無視はしてなかったか。

バイトとしての家庭教師という視点からしか見てなかったか。

その子の今やこれからを考えたか。

このままじゃ無責任なことをしかねない。

自分がやらない方がいいんじゃないかと思い始めた。

他の先生を再度募集するべきではないかという思いにかられる。

ってことで電話。

上記のことを素直に伝え

再度採用・不採用をお子さんと相談して決めて頂きたいとお願い。

きっと不採用だろうけど

無責任なことをせずに済んだという安心感ですっとした。

真面目な子だったから良い先生に出会うと伸びるんだろう。

なんて思っていたその次の日。

電話が。

嬉しいことに・・・採用だった。

本人の意志で決めてくれたようで

それがまた嬉しかった。

でも

うちでいいんだろうか・・・

という不安は実はまだ残ってる。

それは

教えるのが小学生の算数と理科なんだけど

中学受験に向けての勉強っていうのもあって

うちがちゃんと教えられるかという不安。

知ってる人は知ってると思うけど

一般教養のなさは驚かれるほどなのね(笑)

うち学力に自信ない。

ちなみに人間力とかには自信ある(笑)

唯一生物だけは好きだったんだけど

他の教科はなんとか器用に乗り越えてきただけで

実力があるわけではないことは自分が一番わかってる。

だがね!

それでびびっちゃならんのだよ!

だってね!

できない子も伸ばすのが学校の教育ってもんでしょ!

ここでうちが弱気になったらね!

学校ってできる子のためにあんの!?って話よ!

だから不安だけどね!

うちはその子と頑張るって決めたの!

まずできない自分を受け入れ克服することが大事なのね!

もし申し訳ないくらいうちの指導力がないと自覚したときはね!

責任持って後継者を探して紹介するよ!

そうやって自分を見極めて辞退するのもさ!

一つの責任の取り方だと思うからね!

でもとにかくやってみるよ!

あー・・・とはいっても不安だ!(笑)

不安を消すためにも小学校の算数と理科を復習しよう!

うん

そうしよう!

ついつい熱が入った言葉になっちゃうのは

きっと生徒っていう存在がうちにとって特別だからかな。