性教育とは別に
最近ジェンダー教育というものが気になってます。
自己の確立に欠かせない性というものを
学ぶ機会が必要だとうちは思います。
でも
いまいち上手く言葉でその必要性を表すことができません。
「なんでジェンダー教育が必要なんですか?」
と聞かれたときに
「人権問題なんです。」
とは言えますがそれ以上はきちんと答えらない状態です。
今日はその疑問をある方に質問してみました。
うちの大学の附属中学校の先生です。
教育実習の事前指導として授業をしにきてたんですね。
どうしてその方に質問したのかというと
附属中学校では
「ESD」というものに取り組んでいます。
「持続可能な開発のための教育」の略で
その教育の中にジェンダー教育というものがあります。
ここまでは附属中学校のパンフレットで知りました。
ではなぜジェンダー教育を取り入れたのか
実際どうやってジェンダー教育がされているのか
そこまではわからず気になって仕方がなかったので
授業の合間の休憩時間に直接聞いたというわけです。
短い時間でしたが丁寧に答えて頂きました。
やはり根本にあるのは「人権問題」です。
そしてジェンダー差というものは頭でわかっていても
なかなか日常には反映されにくいものです。
だから感覚的なものを学校で身に付ける必要があります。
「女なんだから」「男なんだから」というものに
「なぜ?」と疑問が持てるようになることが大切です。
以上が大まかな返答の内容になります。
「感覚的なものを身に付ける」というところに納得しました。
児童生徒にとって日常のほとんどを学校という場で過ごすので
学校でのジェンダー教育の意義が少し見えた気がしました。
次にどのようにジェンダー教育を実践しているのかを聞きました。
そしたら
特に意識した取り組みはほとんどなく
ぼんやりと目標としてある程度なんだそうです。
そして何より
まず児童生徒よりも先に
教員といった職場の雰囲気から変えなければならない
ともおっしゃっていました。
そうは言っても
特に具体的な動きがあるわけではないようです。
結局
「ジェンダー教育」というものを目標に掲げていても
なおざりにされてしまっているような印象を受けました。
でも
そこで落胆したわけではなくむしろ
「ジェンダー教育はこれからだ!」
という希望というか可能性といったものをうちは感じました。
まだまだジェンダー教育について語れることは少ないので
もう少し探ってみようかなーと思います。
それと
色んな人から積極的に情報収集しようかなーと思います。