カミングアウト!!~居酒屋の大将に~ | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

昨日の夜11時半から今日の朝7時半まで

およそ8時間もの間行きつけの小さな居酒屋にいました。

友達に誘われて4人で飲みに行ったのですが

飲み過ぎて一人また一人とカウンターで眠っていきました。

そんな中まだ眠くなかったうちは

すでに厨房から出て客席に座って休んでいた居酒屋の大将に

「大将ー。うち同性愛者なんです。」

と突然のカミングアウトをしました。

「へぇーそうなんや。」

と明るい顔で反応する大将。

ちなみにこの大将に自分から話しかけたのは

これが初めてでした。

さてさてでは

なぜこの大将にカミングアウトしようと思ったのかといいますと

居酒屋なら色んな人が来るし色んな人と話すし

もしかしたら同性愛者のお客さんだっているかもしれない。

大将なら色んなことを知ってるんじゃないかって

そう思って以前からカミングアウトしたいと思っていたわけです。

ちなみにこの居酒屋にもやはり同性愛者のカップルが

2組ほど来るんだとか。

でも自分たちからはっきり言うことはなく

大将もあまり話をしたことはないようでした。

だから大将にとって自分からカミングアウトする人は

うちが初めてだったらしく

「あめちゃん尊敬するわ!」

と何度も何度も言ってくれました。

そんな器の大きな大将と朝まで色んな話をしました。

しかし主な話題はなんとセックスでした。

「女性の身体がいい?」

とか

「男性の身体に魅力は感じないの?」

とかを始めとし

正直ここには書けないようなことを真剣に話しました。

まさかこんな話をできる人がいたとは・・・

と思うほどうちは包み隠さず話し

また大将もそれに答えるように何でも話してくれました。

大将の豊富な経験と知識によって

考えているわりに経験のない閉鎖的な自分に気付きました。

そして一つ見えてきたこと。

とにかく色々話したり経験したりしてみないとな。

未知な自分がそこには潜んでいるようです。

ちなみに今後もこの大将には随時報告していく予定。

大将が「興味あるから報告してや。」と言ってくれたので(笑)

「今日は本当にいい話ができた。」

という大将の言葉に

「うちもです。」

と答える自分。

本当に話して良かった。

大将

あなたはうちの大切な友達です。