「1300回目」のブログで取り上げた、左足を怪我した子猫。このねこちゃんは、無事にわたしの友だちが捕獲し、獣医さんのところに連れて行ってもらいました。そして…、わたしの友だちの家に居候したまま、現在に至ります。名前は「あいみょん」、女の子です。( 2021年1月25日ブログより )
わたしのブログが、どうやら「1800回」を迎えたらしいです。
前回の、「1300回」の時のブログ(上記、2021年1月25日ブログ)で、わたしは「死にかけた」ことを書きました。
あれは、わたしのまわりでは、かなりの反響があり…
えっ、ゴキブリ詩乃ちゃんが、死にかけた?
殺虫剤でも吹きつけられたか?
詩乃ちゃんも、そろそろ年だから…
などと、心ない…言葉がいろいろと投げかけられました(笑)。
でもね…、わたしはおかげさまで、まだ生きています。
あの時の経験は、その後のわたしにとても大きな変化をもたらしました。
その時までは、「死」は、わたしには遠い存在でした、「死」という言葉の意味は、わたしもわかっていました。けれども、その時まで、「死」は抽象的な存在でした。
でも、あの時の経験で、「死」とは苦しいものであり、「死」とは孤独なものであり、個人の「死」とは関係なく世の中はバラエティー番組が放映され人々は日々笑って過ごすのだということを、わたしは実感しました。
また、あの時の経験で、わたしは、それまでのようにはがんばらなくなりました。
朝、目が覚めて、天井が視界に入る…、あぁ、生きているんだと、わたしはうれしくなります。
家を出て、コンビニで朝のコーヒーを飲む、自転車に乗ってスーパーまで買い物に出かけられる、電車の乗れる…、そうしたことがみんな、わたしにとってはうれしい出来事です。
( 2022年3月9日ブログ より )
そして、わたしのブログは2021年1月(ブログ1300回目)から今日までで、約3年半が経ちましたが、いま世界は、3年半前には予想もできなかった局面を迎えています。
ロシアとウクライナの戦争もそうですが、イスラエルのレバノンへの攻撃もそうです、さきの戦争は「15年戦争」と呼ばれることもあります、ソ連のアフガニスタン侵攻から撤退までも約10年がかかりました、2001年10月からのアメリカによるタリバン攻撃も2021年8月末にアフガニスタンからアメリカ軍が撤退するまで20年を要しました。
それを考えると、今後、現在世界各地で行われている殺戮がいったいいつまで続くのか、見当もつきません。
くりかえし書いていることですが、「戦争」というのは「無差別の、連続通り魔的な殺戮」なのです。
いま、それをやっているのは、ロシアのプーチンとイスラエルのネタニヤフですが、いま…、かれらの「無差別の、連続通り魔的殺戮」を止める者がいません。おそらく、いまの殺戮は、5年、10年程度では収束していないように思います。
いまほど、加藤登紀子さんの、あの言葉を身にしみて感じることはありません――「人の憎しみが戦争を起こすのではなく、戦争が憎しみを育てるのです」( 2022年2月28日ブログより )
( お し ま い )
〔 参 考 〕
通信機器一斉爆発21人死亡 ヒズボラ標的、2日連続
2024年9月19日 東京新聞(共同通信)
【エルサレム共同】レバノンの首都ベイルート郊外など各地で17日、親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員らが使うポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器が一斉に爆発した。レバノンのアビアド保健相は18日、子ども2人を含む12人が死亡したと発表した。負傷者は約2800人。ヒズボラは敵対するイスラエルの攻撃と非難し、報復を宣言した。米紙はイスラエルがヒズボラを標的に遠隔操作したと報じた。
ロイター通信などによると、18日もベイルート郊外など各地でヒズボラが使用する通信機器が爆発した。レバノン保健省は少なくとも9人が死亡し、300人以上が負傷したと発表した。通信機器はトランシーバーなどとみられる。爆発は2日連続。
昨年10月のパレスチナ自治区ガザの戦闘開始以降、国境地帯で続くイスラエルとヒズボラの交戦が激化する恐れがある。
17日の負傷者のうち、200~300人が重傷。レバノン外務省は「サイバー攻撃」と非難した。
レバノン空爆274人死亡 イスラエル、8百カ所攻撃
2024年9月24日 東京新聞(共同通信)
【エルサレム共同】イスラエル軍は23日、親イラン民兵組織ヒズボラが影響力を持つレバノン南部などを戦闘機で大規模空爆し、レバノン保健当局によると、女性や子どもを含む274人が死亡、千人以上が負傷した。AP通信によると、2006年以降の双方の交戦で最多の犠牲者数となった。パレスチナ自治区ガザでの戦闘に端を発した昨年10月からのレバノン国境地帯での交戦は緊張の度合いを一層高めた。
イスラエル軍は標的約800カ所を攻撃したと発表。ヒズボラ施設近くに住む人々に「安全確保のため」として退避を呼びかけた。軍はヒズボラが影響力を持つレバノン東部ベカー高原への攻撃準備も進めている。APは、軍高官が地上侵攻を近く実行する考えはないと述べたと伝えた。
軍のハレビ参謀総長は22日「脅威を取り除くために必要なことは何でもする。次の段階へ計画を立てている」と強調。ヒズボラは23日、報復としてイスラエル軍施設に向けロケット弾を発射したとの声明を出した。
中東メディアによると、レバノン住民に対する退避勧告は昨年10月以降初めて。軍はヒズボラが攻撃を準備していたと主張した。
レバノン死者558人に イスラエル軍、空爆続行
2024年9月24日 東京新聞(共同通信)
【エルサレム共同】イスラエル軍によるレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラに対する23日以降の大規模空爆で、レバノン保健省は24日、558人が死亡、1830人以上が負傷したと発表した。双方の交戦によるレバノン側の犠牲者は2006年の大規模戦闘以降で最多となった。イスラエル軍は24日も攻撃を続行。戦闘の重点をパレスチナ自治区ガザからレバノンに移しており、地域紛争拡大の恐れが高まっている。
イスラエル軍は24日、ヒズボラが影響力を持つレバノン南部と東部ベカー高原の約1600カ所を23日に攻撃したと表明、24日も数十カ所を攻撃した。民間施設に隠されていた巡航ミサイルやロケット弾などを破壊したと主張した。ガザとレバノンに対する激しい攻撃を続けるイスラエルに国際社会の非難が強まっている。
イスラエルメディアによると、ヒズボラも24日、イスラエル北部に向け、ロケット弾を100以上発射した。ヒズボラは軍用空港などを狙ったと主張し、報復を続ける構えを崩していない。
ヒズボラ幹部を空爆で殺害 ネタニヤフ氏「攻撃続行」
2024年9月25日 東京新聞(共同通信)
【エルサレム共同】イスラエル軍は24日、レバノンの首都ベイルート南部を空爆し、親イラン民兵組織ヒズボラのミサイル・ロケット部隊トップ、クバイシ司令官を殺害したと発表した。ネタニヤフ首相は、23日に開始したヒズボラに対する大規模空爆を「続行する」と表明。ヒズボラはロケット弾約300発を発射して対抗しており、交戦が激しさを増している。
レバノン保健省によると、空爆による死者は569人になった。空爆の影響で、レバノンでは1万6500人以上が避難を余儀なくされている。
イスラエル軍は24日、過去24時間でヒズボラの標的約1500カ所を攻撃したと表明。ガラント国防相は「今のヒズボラは1週間前のそれとは違う。深刻な打撃を受けている」と戦果を誇った。
軍はヒズボラの影響力が強いレバノン南部や東部ベカー高原を空爆すると同時に、ヒズボラ幹部を狙ったピンポイント攻撃も実施している。軍によると、クバイシ司令官は2000年、イスラエル兵3人を連れ去った事件に関わったとされる。
※ 以上、新聞記事4つ、引用おしまい
◆ ドイツでのクーデター未遂事件から学ぶ( 2022年12月29日ブログ )