いや~、きのうは面白かった。昨日、わたしは「九条美術の会」の作品展を見に上野に出かけたのですが、何と電動自転車が白バイに追いかけられていて…、1台なら何とかマケたのかもしれないのですが…、何と3台の白バイに猛追されてしまって、お兄さんは、あえなく御用に。まぁね…、3台だとちょっとキツイかな(笑)(2024年5月9日、都内にて)


 むかしから、「結婚詐欺」というのはよくあったそうです(おそらく今も…)。

 あるいは、「オレオレ詐欺」なんていうのも、おばあちゃんが孫を思う気持ちを悪用して、「孫になりすました犯人」がおばあちゃんから、お金をかすめとる犯罪です。

 で…、そういう「結婚詐欺」での犯人は、警察から事情を聴かれると「別に、ダマしてなんかいない」「相手がお金を貸してくれるというから借りただけだ」と言います。

 「カツアゲ(例:オヤジ狩り)」なんかもそうですね…。犯人が「オレは恐喝を働いてしまった、恐喝罪(刑249条)として、10年以下の懲役を科してくれ」なんて、ゼッタイに言いません。

 「いやいや…、何言ってんだよ、オレは『金を出せ』なんて言っていない、『いま、持ち合わせが無いから、あなた様の財布にあるお金を貸して頂けませんか』って、そう言ったんだよ、恐喝罪だなんて、トンデモナイ」

 

2024年5月8日付毎日新聞

(ほぼ警察発表を「鵜呑み」にしたもので…斬り込みに欠けますね…)


 5月8日未明に発生した“新宿タワマン:ストーカー殺人事件”(上記 毎日新聞記事 参照)。

 50代男性が、20代女性を刃物でめった刺しにして死亡させた ―― このように、「その1点(=一瞬)」だけを切り取ると、これは「ストーカー殺人事件」に見えてしまいますが、今回、逮捕された50代男性は、2022年の5月に警察を訪れい、が、?」という趣旨のことを言ったそうなのです。

 そうすると…ですよ、

 これは、警察による「誤認逮捕」の可能性が出て来ましたね…。

 つまり、殺害された20代女性は、警察に駆け込んで「ストーカー被害」を訴え、警察は、その女性の言うことにコロリとだまされて、2022年5月に50代男性をストーカー規制法違反の疑いで「逮捕」するのですが、この逮捕が、いわゆる「誤認逮捕」だったのではないかと、いうことです(注)

(注)「…その後の取材で、和久井容疑者は平沢さんが働いていたガールズバーの客で、2021年12月に平沢さんから『(和久井容疑者に)しつこく言い寄られたり、自宅の前で待ち伏せされたりする』と通報されていたことがわかった。
 警視庁は和久井容疑者に口頭で注意し、その後、対応は終了していたが、2022年4月に再び平沢さんから『店を出入り禁止にした客に、自宅の前で待ち伏せされた』と110番通報があったという。
 警視庁は和久井容疑者に対し、待ち伏せをせず、店にも行かないように書面で警告したが、その後も待ち伏せ行為があったため、2022年5月にストーカー規正法違反の疑いで逮捕、その後、起訴猶予で釈放されていたという」(2024年5月9日付FNNプライムオンラインより)


 もし、この時に、警察が、両方の言うことにきちんと耳を傾け、50代男性による「返は、それまでの経緯からすれば当然の「権使だと認めて、むしろ、20代女性を「詐の疑いで取り調べて(50代男性にも、法的な救済方法等をアドバイスして)いれば、今回のような「ス件」(?)は、防げていたことでしょう。

 ですから、わたしに言わせれば、今回の「殺人事件」は、2022年5月の「誤認逮捕(=捜査ミス)」に原因があるのです。メディアのみなさんには、ぜひ、その点を追及してほしいです。

 ( お し ま い )



  国立新美術館の「ヒミツ」をたどっていくと…( 2024年3月28日ブログ )