「世界一小さい図書館」は、たしかに小さいのですが、
その蔵書の濃さ…については、国立国会図書館には 負けてません…。
こちらは「世界一小さい図書館」全景…ではなくて、
渋谷にある とある映画館です。(2019年6月6日)
ガタロさんの画集はあるし(→コチラ)、もちろん、池永康晟さんのもあります、
そして、福島菊次郎さんの写真集(『証言と遺言』)も、貸し出し可能です。
(すでに「貸し出し可能」という点で…国立国会図書館に勝っている~!)
『the Liberty』9月号
そして、わたしのもとには、いろいろな方面から、書籍や雑誌が送られて来ます。
上の写真にある『the Liberty』なんて雑誌、国立国会図書館に…ありますか?
でも、蔵書にはなっても、わたしがていねいに読まないものも 実はあって…
『the Liberty』9月号もそのひとつ(笑)。
以上3枚、『the Liberty』9月号より
いちおう『the liberty』、パラパラとめくると、かなりのページ数で、
印刷はよく知られた「大日本印刷」、でも…出しているのが「幸福の科学」(笑)。
わたしがていねいに読まない理由も それで推し量れるとは思いますが、
その中で 「あっ」 と わたしが声をあげたページがあります。
それが これ…(笑)
『the Liberty』9月号より
加瀬英明 さんですよ…。
と、ここで「あぁ~加瀬英明さん」と、同じようなリアクションをする人は、
とっても博学です(今の20代、30代の人は知らないだろうなぁ、
わたしも、最近までは ほとんど知りませんでした)。
この人ね…「外交評論家」という“肩書き”で、
学歴とか、職歴は、それなりに とても ご立派なのです。
で…、どうして わたしが 「あっ」と声をあげたかと言えば…、
わたし この人のこと、ある映画で見たことがあるんです…、
(その映画を見たのが、1枚目の映画館でした)
その映画のタイトル、言っちゃっていいですか…、
それは 『 主 戦 場 』 (ミキ・デザキ監督、2019公開)。
これね…、ものすごくいい映画です。
内容は、〈従軍慰安婦〉の問題を扱っているのですが、いわゆる“肯定”派、そして、
いわゆる“否定”派と言われる人たち、櫻井よし子さんとか、ケント・ギルバートさんとか…、まぁ、よくこれだけの人たちからインタヴューを取れたな…と思うぐらい錚々(そうそう)たる
メンバーが顔をそろえているのです。
そして、…その中に、言わば、黒幕的人物として登場しているのが、加瀬英明さん。
詳しくは、実際に映画を見てもらいたいところですが、
映画の中での加瀬さんの発言…ギョーテンものなのです…。
いや…ギョーテンものと言うか、噴飯(ふんぱん)物と言うべきかな…。
(映画を見た人は…この「噴飯物」の意味がよくわかると思います)
え…? あなた…、え?え?え?
マジでそれ…言うんですか…みたいな(笑)。
たとえて言うなら…
大数学者と言われる人が、「2×3はいくつですか?」と聞かれて
堂々と 「8じゃないんですか」と答えるような…感じ。 ←2×3は…6ですよ~
『the Liberty』9月号より
いゃ~~~、だから 何を言いたいか、というと、
世の中には、ハダカの王様が
少なくない…ということ。
もしかしたら、「ハダカの王様」だらけなのかも知れない
学歴、職歴、肩書きといった虚飾に
ダマされずに、きちんと自分で真実を
見抜く〈眼〉をふだんから養うことが
大切だということ… これがムズカシイんだけど…。
まぁ、こういうことかな…。
え…?
結論がアタリマエ過ぎましたか?
何か、オチをつけろ…って?
わかりました、じゃあ…『主戦場』の予告編、下に貼っておきますので、
それで許してくださいませ~。
◆ 映画『主戦場』予告編(→ コチラ )