30歳は25歳に
「あなたは、まだ若い」って言うし、
40歳は30歳に
「あなたは、まだ若い」って言うし、
50歳は40歳に言うし、
60歳は50歳に言うし、
70歳は60歳に言うし。
要するに、
人間は常に自分のことを
「年寄り」だと思っているようです。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
あなたに対して
雄弁に語ってくる人
おるでしょう。
SNS上の
誰かかも知れないし、
あなたが憧れてる
誰かかも知れないし、
あなたを責めてくる
誰かかも知れない。
とにかく、
あなたに対して
自分の考えを鋭く
雄弁に語ってきている人を見ると、
あなたは、
その人のことが
頭が良いように見えるし、
何よりも
その人には
すごく深遠な
「中身」
があって、
それに比べて私は、
なんて中身のない
薄っぺらな人間なんだろう
って思って
凹むかもしれません。
でも実際には、
そうではありません。
簡単に言うと、
「雄弁に語る」
ということは
「その人の中身がある」
という意味では無いからです。
冷静に考えれば
分かると思うのですが、
「雄弁に語る」
というのは、
ただの
「言語化能力」
の問題です。
つまり、
仮にその「雄弁」な人が、
本当に
自分の中にあるものを
言語化して
話しているとしても、
それは、
その自分の中にあるものを
上手に「言語化」している
だけであって、
その人の
その「中身」が、
あなたの「中身」よりも
優れているわけでも無ければ、
分量が多いわけでもありません。
それはただ、
自分の中にあるものの
「表示」が上手い
というだけであって、
それは、
その「中身」そのものの
「素晴らしさ」を表さないわけです。
もっと言うと、
「雄弁に語る」
というのは、
単に、
口から音声を出したり、
スマホに文字を
表示させればいいだけだから、
必ずしも
その人の「中身」を
表す必要は無いわけです。
寄り「雄弁」に見せるために、
事実とは違うことを
平気で表示することもできるし、
他人が言っていたことを
そのままコピーして
自分の中身として
表示することもできます。
何が言いたいかと言うと、
あなたが、
リアルの社会や
SNS上で
あなたよりも
雄弁に語っている人を
見たとしても、
それを持って、
自分「中身」が
劣っているとか、足りないと、
思わないこと！
あなたは単に、
その人よりも
自分の中にあるものを
「言語化」する能力
が低いだけであって、
その「中身」自体の質や量が
他者より劣っているわけでは無い。
それどころか、
あなたの「中身」は
容易には言語化できない程、
高いレベルだから
言語化できないだけなのかも
しれないわけです。
「雄弁に語る」
ということは
「その人の中身がすごい」
というわけではない。
逆に言うと、
その人は
言語化できる程度のことを
語っているだけのことだ。
そのことを意識しておくと
モラハラにも遭いづらくなりますよ。
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