さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
当然ですが、
私たち人間は
最初に出会った段階では、
お互いに、
「この相手は
私の思う通りに動くだろう」
とは思いません。
なぜなら、
その相手は「他人」なので、
当然、
他人が
こちらの思い通りに動くとは
考えられないからです。
これは、
すごく当たり前のように
理解できますね。
ところが
その後、
関係が近くなって
親密になると、
どこかの段階で、
だんだんと
お互いに、
「この相手は
私が思うとおりに動くだろう」
と思うようになります。
これは、
モラハラ夫も
被害者妻も
同じですが、
そもそも、
一般的な人間関係としても、
その傾向は当然にあります。
要は、
「あかの他人」
よりも、
「身内」
と呼べる関係の方が
心地よく感じるのは、
ある程度、
お互いに、
「この相手は
私が思った通りに動くだろう」
と予測できるからであって、
その相手について、
自分が思った通りに動く実感
が全く無ければ、
それは
心が繋がっているという感覚が
まったく得られないので、
そうなると、
何年たっても
初対面のような関係性が
ずっと続くはずです。
要するに、
平たく言うと、
＝＝＝＝
そもそも
「親密になる」
ということは、
多かれ少なかれ
お互いに、
「この相手は
私の思う通りに動くだろう」
というふうに
図に乗り合うことだ
＝＝＝＝
ってこと。
そして、
これは、もちろん、
「自分の側」だけではありません。
「お互いに」
っていうのでわかる通り、
親密になる過程で、
相手の側も、
あなたに対して、
「この人は
俺の思い通りに動くだろう」
と思い始めるということです。
そして、
それがエスカレートすると、
モラハラ支配になるわけです。
分かると思いますが、
あなたとその相手が
出会った段階では、
まだ、
モラハラ支配関係では
ありませんでした。
それはなぜかと言うと、
初対面の段階では、
お互いに、
「この相手は
私の思い通りに動くはずだ」
と思わないからです。
でも、
そこから
親密になる過程の
どこかのポイントで、
その思い込みが
ヤバいレベルになって、
それが
モラハラという形に
なったはずです。
だから、
今後は、
あなたが
人間関係を構築するたびに、
その、
お互いの気持ちの変化に
自覚的に付き合っていれば、
あなたは、
自分が
調子に乗らないように
気を付けたり、
相手を
調子に「乗らせない」ように
気を付けたりできるので、
モラハラ被害に遭うことも
無くなるはずです。
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