次回、
グランドキャニオンとか
モニュメントバレーとか
あの辺ドライブする時、
誰か付き合ってくれへん？
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
アメリカ精神医学会の
診断マニュアル
「ＤＳＭ－ＩＶ」によると、
自己愛性人格障害は
次の9項目のうち5つ以上が
当てはまる時に該当する障害とされています。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自己の重要性に関する誇大な感覚。自分の業績や才能を誇張する。
限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の
空想にとらわれている。
自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人
（権威的な機関）にしか理解されない、
または関係があるべきだと信じている。
過剰な賞賛を求める。
特権意識、つまり特別有利な取り計らい、
または自分の期待に
自動的に従うことを理由なく期待する。
対人関係で相手を不当に利用する、つまり、
自分自身の目的を達成するために
他人を利用する。
共感の欠如。他人の気持ちおよび欲求を
認識しようとしない、
またはそれに気づこうとしない。
しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に
嫉妬していると思い込む。
尊大で傲慢な行動、または態度。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※ただし、
私は個人的に、
このような短絡的なチェックシステムによって
自己愛性人格障害を
定義するべきではないと思っています。
これについては別の記事で。
これらを、
一つずつ解説していきます。
前回までの記事で
まで解説したので今回は
について解説します。最初から読みたい方はこちらから→
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
特権意識、つまり特別有利な取り計らい、
または自分の期待に
自動的に従うことを理由なく期待する。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
これは要するに、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分は特別な存在なんだから、
相手から
特別な扱いを受けて当然だ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
というふうに当然に考える
ということです。
具体的に
誰に対して、
この特別扱いを求めるかというと、
その対象は、
自分のターゲットだけでは無く、
基本的に
世の中全体です。
ただし、
どのような態度で
特別扱いを求めるかは、
その相手によって
変わります。
もちろん、
ターゲットに対しては、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
特別扱いをしないと
憤慨する（激怒する）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という形式を
取るのが通常です。
それ以外でも、
どこかの店の
ビクビクした店員や、
弱弱しいタイプの
部下などに対しても、
同じような
上からの態度で
特別扱いを要求するとが多いです。
しかし、
相手が権力者だったり、
会社の上司だったりすると、
その相手より上であることは
潔く諦め、
逆に、
その人に媚びることで、
（つまり下からの態度で）
その人からの
特別扱いを求めたりします。
要するに、
とにかく自分のアイデンティティを
維持するために、
「俺って特別」
という印象を周りに与え、
特別扱いを
周りからしてもらえるように、
状況によって、
手を変え品を変え
その状況を作っていきます。
細かい話になりますが、
この時
モラハラ夫は
「特別な存在でいたい」
という「願望」を
持っているわけではありません。
つまり、
特別な存在になることを
目指しているわけでは無いのです。
そうではなく、
モラハラ夫というのは
今の時点で
「俺は『すでに』特別である！！」
と、
根拠なく「確信」しており、
逆に、
その確信を揺るがす者を許さない
という、
心境でいます。
なぜそうなるかというと、
「特別な存在を目指して頑張ろう」
と思うということは、
現時点では自分が
特別な存在では無いと、
認めるのと同じことだからです。
モラハラ夫は
そんな悠長な精神状態では
生きていられないのです。
分かり難いと思いますが、
これを理解するには
「権力者」の特権意識と、
「0歳児」の特権意識を
比べると分かります。
次回の記事では
これについて詳しく解説します。
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