心に冷たい風が吹き



暗い夜が訪れたなら



両手かざして灯を燈そう



 



もしも灯りが消えたなら



闇を怖れず目を閉じて



そっと瞼を開いてみよう



 



月の明かりは控えめで



星の明かりは臆病だから



暗い夜にしか出会えない



 



冴えた冷たい光には



心を清める炎があって



あなたはあなたに還るでしょう



 



朝陽に延びたあなたの影に



あなただけの浄夜が宿ります


誰かの心に雨が降り続いても



 



キミが微笑めば



灰色の雲間から光が射して



天使が梯子を降りてくる



 



キミが笑えば



天使が濡れた街を輝かせ



空いっぱいに虹がかかる



 



けれど キミの空が晴れてなきゃ



笑ったところで 晴れはしても 虹は出ない



微笑んだところで 光は射しても 天使は来ない



 



だからこそ



サラリの風を贈りたい



それだけで晴れはしなくても


日々の努力は何のため?



 いつか訪れるチャンスをモノにして飛躍するため?



 



それなら チャンスを目の前にしり込みしちゃダメだよ



 準備不足は理由にならない



準備をしていないのは問題外だけど



 ある程度の準備をしたなら 踏み出すべきだよ



 



長さの違う振り子が 一瞬シンクロするように



 チャンスは突然に そしてはっきりと出現する



チャンスは準備をしている人としてシンクロしない



 だから チャンスが見えたら迷わず飛び込んでみたらいい



 



しかし 紛らわしいものも現れる



 赤い振り子に飛び移ろうとしているのに



金や銀の眩い振り子が 目の前に現れ手招きする



 弾みで飛んではいけない 輝きに目を奪われてはいけない



 



チャンスは ただの入口



 そこで完成した自分である必要はないし



できあがった自分なんてつまらない



 あなたは そんなに簡単に完全になれるほど単純ではない



 



今日 明日のために何か準備を進めたなら



 明日にもチャンスが来るかもしれない



 



迷わず飛び込み 進もう



この入口から 本当のあなたへの果てしない道が始まる


週が明けただけなのに「師走になりましたね」「今年もわずかですね」と皆が口を揃えます
イベントは少し多くなるかも知れませんが 実際は忙しさが劇的に増えているわけではないのに そんな挨拶をしたくなるのは 白い空と雪の香りの混じる風と サラカラと駆けまわる落葉たちのせいかも知れません

子どもたちを中心にノロウィルス等の感染性の急性胃腸炎が流行ってきました
水分摂取が減ったり身体の抵抗力が低下したりしているのかも知れませんので 温かい飲み物や旬のものをたくさんいただきたいものです

冬場は夏の大地の豊かな滋養に育まれた根菜類がおいしい季節 お鍋も美味しいけれど 油で炒めて塩味でいただくのもなかなかイケます
青魚好きとしては しめサバ焼きサバ ブリのお刺身や照り焼きも食卓に嬉しいひと品 山盛りの大根おろしにテンションも上がります

舞台などパフォーマンス関係のみなさんは 体調管理にいつも以上に気遣う季節ですが 美味しく楽しく旬をいただいて 人々の心に暖かな幸せを届けてもらえることを祈っています
中学生たちとの吹部の練習の帰り道
細いキャンドルの灯りのように 控えめな午後の陽射しの中
しっとりやわらかな落ち葉が 雨が度降りすぎたことを教えてくれます
滑らないようにそろりと歩けば 滑ろうとしながら歩くしかできなかった初めてのスケートを思い出しました

楽器を始めて半年や1年半の子どもたちには できないことがたくさんあります できないことだらけと言ってもいいくらいです
でも それは これからできるようになることがいくらでもあって 「初めてできた」「できるようになった」自分に 毎日のように出会える ワクワクと胸躍る時期でもあります

10,000のできないことがあったとき もし ひとつできたら 9.999もある「まだできないこと」を悲観するより できるようになったひとつを大切にして 「やったじゃん すごいね!」と共に喜んでいます

公園の樹の根方に集められた 無数の落ち葉たちは ゆっくりと でも 確実に土に還っていきます
誰にだって「できない」ことはあります そのことに凹んでいると 小さな「できた」を見過ごしてしまいます

「やったね 自分 できたじゃん よかったね」という瞬間をたくさん積み重ねていけば 豊かな腐葉土のように 他者に豊かな恵みを分けられるようになっていけるはずです

振り返っても 振り返らなくても あなたの歩いた道は 確かにあなたの足元まで続いています

休憩が済んだら はるか彼方の峰を眺め 足元と その先の明日を見つめて また一歩を踏み出していきましょう

風はいつも あなたに吹いています