先日、テレビで炭水化物を摂取する必要はないと主張する医師が出演していた。それに対して、別の医師たちが反論を述べていた。
炭水化物は必要ないと主張する医師は、あえて穀物を食べなくても、通常の根菜類などを食べていれば、しぜんと必要最小限の炭水化物は摂れると言っていた。
炭水化物、つまりブドウ糖をたくさん摂取する必要がないのは、彼によれば、体内で糖新生が起こり、タンパク質からブドウ糖を捻出できるからだそうだ。
たしかに糖新生という仕組みはある。しかし、それは非常時用のシステムのはずである。人間の脳や赤血球はブドウ糖しかエネルギー源にできないため、外部からブドウ糖が入ってこないと、非常時の緊急システムとして糖新生を行うのだ。
タンパク質を摂っていればまだいいが、極端な糖質制限食は貴重な筋肉の減少をももたらす。
甘いものを食べない、麺類も食べない、どんぶりも食べないでは、そういったものが好きな人はストレスがたまるだろう。それはNK活性を落とす。
また糖新生によって筋肉が減少すれば、筋肉が少ない「サルコペニア肥満」をもたらし痩せにくい体質となってしまう。
筋肉が落ちれば体温も下がるので、それもまたNK活性を落とし、それが発癌の契機になってしまう。
いろいろな健康法が出回っているが、極端なことは避けたほうがよい だろう。