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行き先のない言葉

誰に対しても開くことが出来ない、
そんな重く閉ざした心から溢れだした弱音。

振り返らない。

惨めになるだけだから。
昔は見えなかったことが今は見えるようにたった。

浅はかだった自分を恥ずかしく思う。

昔見ていたものが今は見えなくなっている。

何も成長出来ていない自分を恥ずかしく思う。

恥ずかしいのは自分。

自分のことを恥ずかしいと思う自分。
人の目を見て会話をすることが苦手なのは、

自分の心を見抜かれそうで怖いからだと思っていた。

でも、

それ以上に相手の心の奥を垣間見てしまうことで、

自分が傷つきたくなかったのだと気がついた。
生きていく勇気を持てない。

かといって終わりにする決断力もない。


身動き出来ずにずるずると流されていく。

その先にあるのは未来なんかじゃない。

身動き出来ないほど狭くなった袋小路。


選択肢はどんどん無くなっていく。

希望を持つことは出来なくなって、

代わりに惨めな結末がちらちら見え始めてきた。
 いつも逃げ場を探している。

逃げ込む場所を確保していないと不安で仕方がない。


そうそういつまでも逃げてばかりはいられない。

無限に逃げ場がある訳じゃないから。


次の逃げ場が最後かも。

もう逃げ場がないと思うと、

そこへ逃げ込む決断が出来ない。

逃げ回ってばかりの結末は行き止まり。
また今夜も眠れない。

明日が来ることが怖い。

明日なんか飛び越して、

いっそ一年でも十年でも先へ行ってしまいたい。

それとも、寝ている時間がいつまでも続けばいいのに。


起きなくてもいいのなら、

なんの不安もなく安心して眠れるだろうに。
毎日のように嫌なことが増えていく。

嫌なことに埋まって身動き出来ない。
缶ビール一本で十分いつもと違う世界へいける。

滅多に飲まないアルコール。

飲んだからって何かどうなる訳じゃない。

ただ、

頭がぐるがル回って、

気持ち悪くなるだけ。

現実は何も変わらない。

自己嫌悪だけが後に残る。
淡いオレンジから薄いブルーへのグラデーション。

それがどんなに輝いていて人の目を引きつけても信じない。

朝はこれから起きるどんな些細なことも知っていて、

意地悪く全ての物を照らしていく。

こんなに明るければ君にも見えるだろうって。
悩みも愚痴も、

間違っても相談なんか。

誰にもしない。

絶対に隙を見せられない。

信じられるヤツなんていないから。