とびっきりの清流に巡り合う えりもツーリング二日目 | 4バルブ的人生航路

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最近は、ほぼバイク関係の記事です

爽快な朝は迎えられなかったが、起きてしまうとそれなりに体調も回復していった。

今回はガスもストーブも持ってこなかったので、朝飯の定番であるラーメンはなし。おにぎりとパンの朝食を取って8時に出発。

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ちょっと戻ることになるけど、前回きたとき豊似湖付近の自然度に大いに感動したので、今回も豊似湖へ行くことにした。

国道336まではダートだったけど、そこから北側の前もって目を付けていた道は舗装路だった。でも交通量はほとんどなしで快適。

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見晴らしの良い峠に出ると、海岸付近には濃い霧に覆われていた。まるで雲海みたいだ。これからあの霧の中へ突入するのである。

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9時54分、豊似湖に到着。湖を一周してみようと思ったものの、足場が悪すぎてブーツじゃ危ないと感じたのでやめる。

大きなカメラを持った人が3人ほどいて、何かをじっと待っていた。

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豊似湖を後にして国道へと降りる。霧はどこかへ行ってしまったようで、国道へ戻っても晴れていた。さて、あとはえりも岬まで行って昼飯を食うのだ。

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国道から海側はほとんどチェーン封鎖されているが、空いている道をみつけたので進入してみると、素敵な野宿適地に出た。とはいっても不法投棄されたゴミが多く、そのへんがちょっと気になる。しかし澄んだ水が流れる川のそばで、ゴミさえ無視すればとても快適なキャンプができそうだ。次に来たとき、キャンプ場が混んでいたらここにテントを張ろう。河口が素敵だ。

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えりも岬には予定通り11時に到着。お目当ての海鮮塩ラーメンをいただく。
以前弟から、ここの海鮮塩はウマいと聞いていたので、食べてみたかったのだ。

で、味はというと・・・まあ海鮮としてはこんなもんかな?という感じ。弟はウマかったと言ったあと「ものすごく寒かったからものすごくウマいと思ったかもね」とは言っていたけど。

えりも岬だけ霧に包まれていたので、ここで時間を費やすことなく先へ進むことができた。

とある川を通ったとき、あまりの美しさに惹かれ、川沿いに道が付いていたのでたまらず遡上。

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まるで桧山の姫川や十勝のヤンベツ川並みの美しさ。そう、この川も姫川などと同様に保護水面で周年禁漁の川なのである。川が綺麗だから保護水面にするのか。それとも人が入れるから綺麗な川も水が汚れるのか・・・・?

地図で確認すると、このまま進んでいくと再びえりもまで戻ってしまう感じだったけど、川の美しさが捨てがたく、引き返すきっかけがないまま進んでいくとチェーンゲート出現。二輪車は十分通れるが、それを機に引き返すことにする。

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とりあえず気になっていた様似ダムキャンプ場を視察し、あとはおとなしく日高を廻って帰るだけなのだが、ここからの国道がとってもつらかった。

市街地が連続するので退屈極まりないのである。ペースも遅いし、ケツも激しく痛む。静内に入ったところで、大型店舗が続く光景を見たとたん、進路を山側に変更。
距離はだいぶ伸びてしまうが、道中が楽しくなければ出かける意味はなし。

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オウマを眺めながら心穏やかに日高を目指し、今回のツーリングも平和に終わるはずだったのに、平取で思わぬトラブル発生。

雑品屋(解体屋)に古~いダンプが置いてあるのが目につき、休憩がてら、近づいてよく見ようとしたら、そこのオヤジに咎められてしまったのだ。

面倒なのは嫌いなので、おとなしく退散しようとしたら、なんとそのオヤジから泥棒呼ばわりされ、瞬間的にブチ切れ。こんな無礼者の言い分なんかおとなしく聞けるわけないではないか。

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最後まで平和的に終わることはできなかったけど、あそこで堪えてたら腹の底にムラムラ感が残ったままになっただろうから、結果的にはこれで良し。

上川地方はニセアカシアが満開になっていた。こいつが満開になるということは、一年で最も素晴らしい時期がピークになってしまったということ。雨のおかげで今年の春は全然遊べなかったなあ。

午後4時近くなるとにわかに体調悪化。鼻水とくしゃみが連発するようになった。
家に着いたのは午後6時過ぎで、洗車している余裕もなく、すぐさまヘソ湯(高温の湯にヘソあたりまで浸かり菌を殺す療法)に入り体調回復に努めたのであった。

総走行距離 739キロ 最高燃費は今までで最高の38.02キロ 最低燃費32キロ

平均燃費 34.6キロでした。

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