いきなり書庫がかわるけど、これはキャンプの話じゃないからこっちにしようかな。
キャンプの朝はいつも決まって早起きなのに、この日は6時半まで寝てしまった。
どうも夜更けまで騒いでいたバンガローの連中のせいみたいだね。

起きてから辺りを散歩すると、それまで気付かなかったことを発見した。
前の日到着したときは、ずいぶんと傾斜があるキャンプ場だなあ・・・と思っていたけど、良く観察すると傾斜地の中にまあるく整地されているところが十数か所あり、そこだけは水平になっていたのだ。
しかも焚き火プレイスまで同じ数用意されている!
いまどき直火で焚き火できるキャンプ場なんて限られているのに、この設備には感動してしまった。
それで・・・タイトルにもあるように、子供の楽しみはここでおしまい。
ここからはお父さんの、大人の楽しみの時間なのである・・・・

テントを撤収してから向かったのは・・・・・
この地方では有名な廃墟なのであった。

ダートを数キロ走るとひとつめの物件を発見!
子供たちにも一応声をかけるがやっぱり行きたがらないのでひとりで見学することにした。


何に使っていたものかわからないけど、熟成度も高く当時の繁栄ぶりを想像しながらしばらくたたずんでしまった。

建物を出てまた先に進むと、今度は煙突が見えた。
うんうん、炭鉱らしいではないか!

この煙突は熟成度がいまいちで、近くまで行くとつい最近まで使っていたような気配さえ感じられた。

浴場跡があった。
かなり大きな浴槽がいくつもあり、またしても当時の繁栄を想像して、う~むと唸ってしまうのだ。

そしてこの廃墟群でもっとも有名な、病院にやってきた。
ここは道から見えないところにあるため、何度か往復してようやく発見したのだ。
タイル貼りの外壁がいかにも病院っぽい。
中に入ると、わずかに消毒臭がした。

[ヨシアキ]に誘われるように螺旋スロープを上っていく。

しかしここ・・・落書きだらけのせいなのか、いつものように心ときめかないのである。
廃墟というのは落書きみたいなものが介入してはいけないと思っている。
あくまでも自然に朽ちて行くさまが美しいのだ。
もちろん落書きのことも知ってはいたけど、実際行ってみるとそれのおかげで浸りきれないということに気付いた。


いくつかの物件を見学したところで、車に残した子供たちが気になってきたので、潔く引き返す。
大急ぎで廻ったといえども、軽く30分は超えている。
やり残した気分のままで車に戻り、次の目的地へと向かう。
子供たち・・・・
こんなお父を許しておくれ!