漢方の扉をたたく | で、ある

で、ある

一歩一歩。
人生一生右肩上がり。

鍼の先生に勧められたこちらの本を読み






早速、邱紅梅先生の相談予約を取って薬局を訪れてみました。



私の前の方は不妊の相談をされていたみたい。

そういえば、邱紅梅先生の元には40代で不妊治療をされている方が多く相談に来られると著書に書いてあった。



私の番になり、20代からの病歴と生理歴を話すと間違いなく瘀血体質ですねと。

20代で子宮内膜症を患っていて、今の今まで体質に対するアプローチをやってきていないのなら、古い瘀血も相当たまっているし、この古い瘀血の蓄積が腸の不調にも繋がっているのでしょうとの見立てでした。


一応、大腸カメラで検査したところ、大腸には何の問題もなかった旨を伝えると、

「カメラは内側しか見えないからね」と。


子宮内膜症を患った時に、嚢腫と腸が癒着してしまって手術で剥がしてもらっているのですが、それはカメラでは見えない外側の症状なんですよと。



確かにそうだあんぐり



そして、現在服用しているジエノゲストについては「いい薬ですよ」と仰ってくださいました。

ただ、ジエノゲストで黄体ホルモンを抑制しているにも関わらず、先月生理が来てしまったことについては、「生理があるということは排卵が起きていて、排卵が起きると子宮筋腫に栄養を与えてしまうのでよくないね」と。



先生曰く、身体が整っていないと薬の効きがいまいちなんだそうです。

ジエノゲストがきちんと効いていれば多少の不正出血はあるものの、ダラダラと不正出血が続くことなく、ましてや生理がくることもない。

まずは古い瘀血を掃除して身体を整えて、薬が効く身体にしていきましょうと。


身体が整えば、本来持っている自然治癒力が使えるようになりますと。



そうそう。

本を読んでいた中で疑問に思っていたことがあったので聞いてみました。


子宮内膜症の疑いの強い30代の女性。
その方はMRI検査を受けても「異常なし」と診断され、途方に暮れていたそうです。
あまりの痛みに仕事も出来なくなり、引きこもっていたところに邱紅梅先生の漢方薬を取り入れたところ、ほどなくして痛みが緩和。
再び働きに出ることが出来たそうなのですが、この後がこの女性のすごいところ!!
自身の異常な生理痛の原因を突き止めたいと、なんと自費で腹腔鏡検査を受けたのだと
ガーン
検査の結果、腹膜や卵巣の表面に異常な子宮内膜組織が見つかり、癒着もあったとのこと。
しかし、漢方薬のおかげで子宮内膜の8割方はすでに死んでいたそう。



この方も瘀血の改善の漢方を取り入れられていたそうなのですが、

私のイメージの中で瘀血の改善とは血の巡りをよくすることで、なぜ血の巡りがよくなると異常な子宮内膜だけを死なせることが出来るのかうーん

ちょっと都合良すぎないかなーなんて思い、素直に疑問をぶつけてみました。



先生は嫌な顔一つせず、こう仰いました。


「瘀血を改善して血の巡りが良くなると身体の本来の機能力が上がるんです。本来ある場所以外に出来た子宮内膜や子宮筋腫というのは身体にとって異物なんです。人間は身体の中にある異物を排除する力を元々備えているんですよ。mochiさんの瘀血は少なくとも20年ものです。これだけ時間が経っていると身体の経路のさまざまなところで滞りが起きて癒着して不調に繋がっているはずです。でも必ず良くなりますからね。まずは半年頑張りましょう」



なるほど。

異常な子宮内膜や子宮筋腫は異物である。

そこに考えは及びませんでしたガーン


がん細胞の話はよく聞きますね。

毎日人間の身体の中にがん細胞は発生しているけれど免疫で消滅させていると。



処方された漢方は30日分。

良薬口に苦し!?

飲みやすいものではないし、保険も効かないので懐が痛いですが、身体を整えたい!



まずは、年末に予定している婦人科検診で子宮筋腫を数ミリでも小さくすることを目標に漢方生活を始めていきたいと思いますひらめき




今年初のさんまの塩焼き。美味しかった〜

旬の食べ物も取り入れて、お酒は程々にー!!