先月になってしまいましたが、外来受診していました。
結果も良好で、3ヶ月に1度の定期受診は次回が最後、先生は「卒業」と言っていました。
今後は念のため年に1度は検査、外来を受診して長く身体と付き合っていきます。

ラスト前ということでいくつか質問をしてきました。

まず、これから妊娠できるかということ。
これは、今、正しい周期で生理が来ているので、妊娠できる可能性は大いにあるとのことです。
抗がん剤の影響を心配していましたが、確かに治療直後は影響があったと思うが、順調に生理が来ている今はあまり影響はないとのことです。

次に出産のこと。
入院していた頃に病棟の看護師さんから帝王切開だろうねと言われていたし、私自身も多分妊娠、出産となったら帝王切開かな?と思っていたのですが、自然分娩が可能だそうです。
というより、もし私にそういう機会が来て、自然分娩できる状態であれば、先生は自然分娩でいくそうです。
これにはとてもびっくりしました。
先生のお話では、癌細胞は腹水の中にもあったし、大網にも及んでいましたが、生殖器では右卵巣に限局していたことと、非常によく効く抗がん剤でしっかり叩くことを予定していたので、子宮にはまったくメスを入れなかったそうです。
もし子宮にメスを入れていたら癒着等で筋組織に変化が起こるので帝王切開になったそうです。

自分でも当然帝王切開になると思っていたので、すごく驚きました。


そして、妊娠や他の体調の変化が今後起こったときの対応も聞いておきました。
通常医院などの紹介がないと受診できない病院なので(実際私も最初は紹介状を書いてもらった)どうなるのかと思ったら、直接電話予約で対応していただけるとのことです。
これはとてもありがたいです。


次の外来で卒業です。
12月で5年を迎えます。
5年間でいろいろと考え過ごしてきました。
5年間、必死に生きることを目標にやってきました。
それなりに走り抜いてきた5年間だったと思います。
これからまた新たな目標を見つけて走っていきたいです。
また、これからは5年スパンではなく、もっと長い先を考えられるようにしていきたいです。

お久しぶりです。

先日、ゴールデンウィークを利用して地元に戻った際に定期受診もしてきました。

結果は良好。
体調もとてもいいです。

異動先の暮らしにはまだまだ慣れず、仕事も忙しいです。
救急隊の業務をサポートする仕事をし始めてから1ヶ月が経ちましたが、わからないことも多く、手探りで頑張ってやっています。
帰りは毎日遅く、家ではほとんど寝てばかりですが、なんとかやっています。

その分、地元に戻った時には十分楽しみました(´∪`*)

海にも行って、ボディボードも楽しみました(´∪`*)

治療をしてから始めての海はすごく気持ちよかったです。

身体の色素沈着や手術痕が気になって、今まで海には行っていませんでしたが、今回はウェットスーツも着てたので気になりませんでした。

4年が経って色素沈着はかなり薄くなりました。
確かに何にも痕がないとは言い難いですが、だいぶ気にならなくなりました。


生活は忙しい反面、精神的にはかなり穏やかであまり病気のことも気になっていません。
前は外来の度に心配で仕方なかったのですが、外来があれば地元に戻れるきっかけが増えるからでしょうか、早く外来にならないかなぁと思っています。

今年はいろんなものを見て体験します!
今日は外来でした。
結果は良好。

最近は体調も良くて、うまく身体と付き合えているような気がします。

仕事は相変わらず忙しくて帰ったら即寝てしまうんですが、料理もしたりして充実しています。
最近はジャーサラダにハマっていて、たくさん作りおきしてむしゃむしゃ野菜を食べてます。

治療中から絶賛増量中だった体重もやっと落ち着いて、元通りとはいかないまでも過ごしやすい体重に落ち着きました。


来年からは新しい挑戦を。

本部からの命で1年間違う本部の救急課に出向となりました。
救急課は現場には出ませんが、救急隊が活動するのに必要なものを揃えたり、活動を検証したり、活動の元を支える仕事です。

突然決まり、まだあまりピンときていません。

4年前手術が終わってステージⅢcと言われました。
卵巣嚢腫自体の5年生存率を明確に表している資料はあまりネットなどにはありません。
卵巣嚢腫は抗がん剤の相性が良いので実際はもっと良い数字だと思いますが、一般的な卵巣癌Ⅲcの5年生存率は30%ほど。
この数字は私を怖い気持ちにさせるには十分なものでした。
そして5年間、仕事も思い切りやる、なんでも楽しむと思うきっかけになるのにも十分でした。

5年間で絶対に現場に戻ることなどいろいろと目標はありましたが、その一つが救急課で働くことでした。
最後の1年、慣れ親しんだ土地を離れて働くことには驚きましたが、また一つ目標に近づくきっかけをいただきました。

心配していたのは外来のことでしたが、帰省した時に外来受診すればいいとのこと、経過も順調なので先生も快く背中を押してくれました。


何年間も地元を離れなかった私が、知らない土地で1年間お仕事をします。
生活するだけでもドキドキと不安がありますが、これはいいきっかけ。
こうでもしないと全く一人の時間も得られないので、何か趣味を見つけようとか前向きに受け止めています。

私はいつも人と何か少し違う環境に置かれやすいようです。
それは病気のことも同じで、私の周りの友達や同僚には同じような経験をしたことがある人はないからか、いつもどこか少しだけ物事の捉え方も感じ方も違います。
でも私はこの感覚が好きです。
特別とは思わないし、いろいろな状況でこの感じ方をしない人が羨ましく思う時があるけど、この少し違う感覚が好きだなと思える時があります。
だから、大事に大事に、病気や身体、環境を受け入れていきたいと思います。

がんばります(´∪`*)