日本の電機業界がサムソンに打ち負かされて以来、相当数の日本人がサムソンに対する嫉妬心を募らせている。
その一つの現れが、繰り返されるサムソン経営危機説だと思う。日本メーカーを打ち負かしたサムソンが困るのをみて、ざまぁ見ろ、という心境なのだろう。
つい最近も、中国メーカーの追い上げを受けたサムソンのスマホ事業の失速に着目した記事がネットに数多く見られた。
それらの記事自体は、それなりに事実であるようなので別に内容にけちをつける意図はない。
しかし、全く同様の構図がソニーにも当てはまり、しかも無配となったソニーの方が経営的には深刻な状態である。
サムソンを経営危機だと喜んでいる場合ではなかったと思うのだが、ソニーについて同じ指摘をする記事はあまり見なかったなぁ、と思う。
最近、仁川アジア大会の運営があまりうまくいっていないという記事をよく見る。
仁川は、大会のためのハコモノ建設で財政が相当悪化しているらしい。
これらの記事も、ざまぁ見ろ視線なのだが、その記事をみていると、財政が悪化しているのに大規模スポーツ大会開催を予定して、ハコモノ建設やら公共事業をバンバンやろうっていう話をしている別の国のことを忘れているようだな、と思った。