麻酔から目覚める。 | アラフィフで子宮頸がん(扁平上皮がん)1b1期に。

アラフィフで子宮頸がん(扁平上皮がん)1b1期に。

はじめまして☺️ ブログも大きい病気も初めてです。ただただ、情報が欲しくて みなさんの体験に考えさせられ、教えてもらい、励まされました
もし、お一人でも 私の体験が参考になるなら…と思います。

1年前の平成28年8月。
子宮頸がん1B1期(扁平上皮がん)
準広汎子宮全摘術+付属器摘出+リンパ節郭清を受ける。

続きです。

「満月さ〜ん!満月さ〜ん!終わりましたよ〜」
かすかな声が遠くから聞こえてきた。
意識が戻りかかった時に、夢をみていた私

(えーーーっ 誰よー。起こすのは
眠いのに…)

  次の瞬間びっくり

(うっガーン 息ができない!ガーン

何か硬いものが歯にあたり、そして素早く口の中からそれが引き抜かれた!

この🏥では、酸素のチューブを入れたままにして、意識が戻った瞬間に取り出すシステムだったようです滝汗
ほんの一瞬だけだったけど、焦ったーポーン

と、同時に
 私、手術してたんだ!!
思い出しましたニヤニヤ


そこは すでに集中治療室だったようです。
もちろん まわりを見わたすことも出来ないまんまです。

家族が呼ばれて、夫、娘、息子の順番で
覗き込まれた。
話しかけられて、答えたいのに、言葉が出ない。
うん。とか だいじょーぶとか、短い言葉しか出せないのが不思議な感じ。
心の中では 答えてるのに、言葉が出せないの。

看護師さんが家族に「あと30分したら もう少しハッキリしてるはずなので、また来てみてください。」って言ってる。

私の場合、麻酔から覚めたあとの寒気や吐き気、頭痛などはありませんでした。


 お次は、強烈な痛みが腹部全体に!!

(な、なんなんだ、この痛みは!)
 (このままなの?このままガマンしなきゃいけないの!?ゲッソリ

硬膜外麻酔の時にさすってくれてた看護師さんが「痛いよね、今 座薬入れたからね!」

でも 痛みが楽になる気配はなく、ますます痛くなるガーン
けど、自分の状態を訴えることもできないのえーん
声を出せない。

さっきの看護師さんが
「座薬、効いてないみたいねあせる
 まだ顔が痛みでゆがんでるものねあせる

(はぁ汗 よかったー。わかってくれて)

「痛み止めの注射打つわね!少し痛いかもしれないけど!」

その心配は要りませんでした笑い泣き
なんせ意識はお腹の痛みに集中していたので…。

その痛み止めの注射は 良く効きました拍手
たぶん モルヒネ?
痛みが楽になったぶん、意識もボワーーーンとして、とにかく眠い💤

家族がまた来てくれたみたいだけど、けっきょく まともに話すことはできなかったわ〜チュー
心のなかでは、いつも通りに喋ってるのに、口から出せない

まったく時間の感覚もないまま、気がつくところ寝てたなぁ。
血栓予防の足に取り付けたポンプの『プシュー  プシュー…』の連続の音と、
隣のベッドにいるであろう患者さんの、
苦しそうな咳き込みの音。
そして、痰を機械で吸い取る音。

それらの音の中、たびだび目が覚めたけど、ひたすら 泥のように眠りました

目が覚めるたびに、
あ〜〜  
侍じゃなくてよかった…
痛み止め、ありがたい…

お侍さんは、刀傷をどうやって耐えたんだろう。
そのまんま 痛みの中で息絶えたんだろうなぁ

意識朦朧だったけど、目がさめるとこればっかり考えてたっけ笑い泣き

こうして1日が終わりました。
手術時間は予定通り7時間くらいだったかな。

手術に関わって下さった先生、看護師さん
本当にありがとうございます。
感謝です