子宮頸がんの手術の日。 | アラフィフで子宮頸がん(扁平上皮がん)1b1期に。

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はじめまして☺️ ブログも大きい病気も初めてです。ただただ、情報が欲しくて みなさんの体験に考えさせられ、教えてもらい、励まされました
もし、お一人でも 私の体験が参考になるなら…と思います。



 1年前の平成28年8月。
子宮頸がん1B1期(扁平上皮がん)
準広汎子宮全摘術+付属器摘出+リンパ節郭清。


ついに手術の日

生まれてからずっと一緒だった子宮と卵巣とお別れだ。(今までありがとう

6時。起床時間。
ふだん通り、検温、血圧測定、洗面。
もちろん朝食は出ない
すでに空腹マックス!!

手術は9時から。
30分前には家族は🏥に到着してないといけないから、家族のグループラインにラインする。
家族、無事に到着!
一応、みんなで写真撮ったりして

手術着に着替える。紙製だったなぁ。
白い弾性ストッキングも履く。

8:55 看護師さんと家族と手術室へ。
エレベーターで降りる。
「ご家族の方は ここまでです」
じゃあねと笑って手をふるつもりが、
引きつり笑いになってるが自分でわかったチュー

そこからは看護師さんと手術室に向かう。
(うわーー なんだかNASAみたいロケット
見たことないけどデレデレ

自動ドアが開き、目に入ったのは何人かの看護師さん。
待ち構えていた。
ううわっー 

昨日、挨拶に来てくれた、手術担当の主任看護師さんが近づいてくる。

「お名前をお願いします。」
「どこの手術をされますか?」
答えると、いよいよ手術台に上がります

想像してたより幅がなくて、狭っ!!
手術台って、冷たくてヒヤッとするのかと思ってたけど、すごく暖かかった。

看護師さん、全ての動きが迅速です
今にして思うと、もう少し手術室の様子を
キョロキョロ眺めたかった!
そんな余裕は全くなく、次々と進行していく。

まさしくこれがまな板の上の鯉状態だなフグ

若い男の看護師さんが左腕に、点滴用の、ん〜〜〜 なんて言うんだ?もやもや
点滴の土台みたいなのを取り付けてくれた!
私が思わず「痛くなかった」って言うと、
看護師さん全員が「おぉ〜〜」と若い看護師さんを称賛拍手拍手拍手
なんか笑ってしまう

そして、聞き覚えのある先生の声が
麻酔科の先生登場キラキラ
すごく話しやすい先生だったのよね

「では これから硬膜外麻酔をします!
この麻酔が入らない人は〇〇人いたら○人!! ○%!」  と、
声高らかに謎の宣言!
 上差し(正確な人数、忘れてしまった
          なにしろ少数だった。

紙製の手術着が脱がされ、寝たまんま、横向きの体育座りみたいな体勢になる。
看護師さんが、「寒くない?」って二の腕あたりをソッとさすってくれる

先生が「今から消毒するからね〜。ヒヤッとするよ〜。これは痛くないよー。」とか、不安にならないように、
何かする前には、説明してくれてました。

いよいよ管を入れる為の麻酔の注射。
背骨をグググッと圧迫されるだけで、痛みはなかった。ほっ

そこから、どうやら管を入れていくみたいなんだけど、看護師さんが「頑張ってね
もう少しだからね」と声かけしてくれてる。
でもなんだか心配そうな声。
なんでだ?

背中側から先生の「あら?」とか、
「満月さん、すまんね わしが悪いんじゃ」左矢印方言です
しばらく格闘してる様子。

「もう一度 麻酔の注射させてもらうよ
   満月さん、すまんね」って。

げっ もう1回か
そして また ググッと圧迫感。


看護師さんも心配そうだし、先生まで謝ってくれるし、けど、なんせ本格的な硬膜外麻酔って初めてだったもんで、こっちはこんなもんだと思ってるわけ

どうやら………
私は謎の宣言の数少ない患者に該当してしまったらしい笑い泣き笑い泣き笑い泣き

長男の出産は、予定帝王切開だった。
下半身麻酔はしたから、この体勢になった記憶はある。
けど、あっと言う間だったんだよね〜。




そこからの記憶がありませんびっくり

酸素マスクもはめられた記憶も、
ドラマでよくみる、「10から逆に数えてー」とかもなく意識がなくなってました…バイバイ