発行:あさ出版 / 2012年11月 / 単行本
ジャンル:エッセイ
震災は、色々なものを破壊します。
人の心にも、大きな傷を残すことがあります。
この本に描かれているのは、本屋さんであったストーリィの数々です。
本が好きな人にはもちろん、あまり好きでない人にも、すっと心の中に入っていく、何かが感じられる、そんなお話ばかりです。
漫画雑誌、随分と読まなくなって久しいのですが、震災の起きた街に届いた、たった1冊の少年向け漫画週刊誌の話が、第一のストーリィです。
たかが漫画、されど漫画。
この本を読んであなたが流した涙は、どんな涙でしょう。
嬉しい、哀しい、あるいは懐かしい、もっと違う、感情かもしれません。
きっと読み終えた翌日には、本屋さんに足を運んでいるでしょう。
そう、あなたの街の、本屋さんへ。
気になった箇所のご紹介です。
「人は何かしら商品を買ったり、サービスを受けたりする時、無意識のうちに「だいたいこんなものかな」という期待値を設定します。
その期待値より低ければ不満に思い、期待値よりはるかに低ければ、クレームをつけたくなります。
期待値どおりであれば、満足はします。しかし満足したからといって、何か特別な想いが湧くわけではありません。
人の心が動くのは、期待値よりも商品やサービスが少しでも上回った時です。」(241頁)
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