遠近法で描く中国 -2nd Season- -11ページ目

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2763ページ
ナイス数:9ナイス

ホワイトアウト (新潮文庫)感想
真保作品への挑戦は2作目。何よりテンポが良い、己の読む速度の遅さにイライラするほど。ダムや発電設備の構造を、読者の殆どは知らないはず。それを白、赤、闇の三色で描きつつ、物語を単調にさせない技術に脱帽。主人公がスーパーマンすぎる部分だけが、微々たる減点部分かも。
読了日:7月26日 著者:真保 裕一
アマルフィ 外交官シリーズ (講談社文庫)感想
スピード感が素晴らしい。多少無理な展開も読者を上手くリードしてくれる手腕、海外ものにありがちな、外国人カタカナ登場人物に戸惑うこともない、描写に感嘆。これは日本人登場人物の適切な配置にもよると感じる。ドラマ(映画)ありきのストーリィとのことだが、観ずに読んだのは正解のよう。
読了日:7月21日 著者:真保 裕一
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)感想
どんでん返しがそれまでのストーリィの価値と意味を下げてしまった感あり。ミステリーを読んだのに、その余韻に浸れずに終わってしました。ラスト部分にもっとボリュームを割いて欲しかった。東野作品はまだ経験値浅し。次に選ぶ作品に期待。
読了日:7月17日 著者:東野 圭吾
三国志〈3の巻〉玄戈の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
読了日:7月17日 著者:北方 謙三
三国志〈2の巻〉参旗の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
読了日:7月17日 著者:北方 謙三
三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)
読了日:7月7日 著者:北方 謙三
だいじょうぶ3組 (講談社文庫)感想
電車内で読んでいたことを後悔した本。実体験があるから、直球で読者に届く言葉や、脳に浮かぶ映像。誰もが教師になれることはないが、一人の親として、教師の目線や考えを学ぶ、良いきっかけになった。
読了日:7月3日 著者:乙武 洋匡

読書メーター
著者:乙武洋匡
発行:講談社 2012年10月 文庫
ジャンル:小説

<目次>

プロローグ

第一章 フツーじゃない先生
第二章 上ばきがない!
第三章 それって、ヘン?
第四章 ナンバーワンになりたくて
第五章 教授の憂うつ
第六章 てっぺんまで
第七章 「メリークリスマス」
第八章 みんなちがって、みんないい。

エピローグ

特別対談 国分太一 X 乙武洋匡


乙武洋匡氏が自らの小学校での教師実体験を元に、小説として書き上げた作品です。
「フツー」じゃない先生が子供たちの前に現れたときの驚きが見事に描かれ、それから徐々に彼らが「先生」を受け入れていく姿に心動かされます。
この物語のクライマックスは六章だと思いました。
映像作品も機会あれば見てみたいのですが、私の「読書世界」の中では、すでに国分氏と乙武氏というコンビがぴったりで、充分に楽しめました。
著者:片岡義男
発行:左右社 / 2010年7月 / 単行本
ジャンル:短編小説集

片岡氏の作品はずっと読んでいるので、たとえこれが2010年の発行だとわかってはいても、
スキャナー、PCスクリーンなどの単語が出てくると、不思議というよりむしろ、不安を覚えるのです。

<目次>

階段を駆け上がっていった

夏の終わりとハイボール

いまそこにいる彼女

美少女のそれから

雨上がりのミロンガ

積乱雲の直径

割れて砕けて裂けて散る

あとがき

博多や熊本、といったこれまであまり片岡作品に登場しなかった地域が、重要なポイントとなっているようです。
それぞれの作品には鍵となるアイテムがあり、一見独立しているそれぞれの作品をそれとなく繋ぐ役割もになっています。
「鍵」については、あとがきで片岡氏自身が触れています。
そして、そのアイテムが描かれている表紙をたまに振り返りながら読む、というのがこの作品たちの楽しみ方、なのでしょう。


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