発行:左右社 / 2010年7月 / 単行本
ジャンル:短編小説集
片岡氏の作品はずっと読んでいるので、たとえこれが2010年の発行だとわかってはいても、
スキャナー、PCスクリーンなどの単語が出てくると、不思議というよりむしろ、不安を覚えるのです。
<目次>
階段を駆け上がっていった
夏の終わりとハイボール
いまそこにいる彼女
美少女のそれから
雨上がりのミロンガ
積乱雲の直径
割れて砕けて裂けて散る
あとがき
博多や熊本、といったこれまであまり片岡作品に登場しなかった地域が、重要なポイントとなっているようです。
それぞれの作品には鍵となるアイテムがあり、一見独立しているそれぞれの作品をそれとなく繋ぐ役割もになっています。
「鍵」については、あとがきで片岡氏自身が触れています。
そして、そのアイテムが描かれている表紙をたまに振り返りながら読む、というのがこの作品たちの楽しみ方、なのでしょう。
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