著者:北野幸伯
発行:ダイヤモンド社 / 2008年9月 / 単行本
ジャンル:世界再発見
ロシア・モスクワ在住の国際アナリスト・ジャーナリスト、北野氏の新刊です。
実は北野氏の著作はもう一冊手元にあって、前回の帰国時少し読みかけて読み終えず、そのまま中国に戻ってきてしまいました。
タイトルは『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)です。
購読しているメルマガと内容が近かったという理由と、中国に持ち込むには少し内容が危険だと感じたので、実家に置いたままにしてきました。
この本では、日本はいわゆる大東亜戦争後、アメリカの天領であると書かれています。
そして、アメリカの没落が顕著になった今、次は中国の天領になろうとしているのです。
日本という国を愛し、日本民族であることに誇りを持ち、日本に生まれたことを感謝するすべての人にお勧めします。
反対に、権力に対し批判ばかりしている某新聞社や某国営放送を筆頭に、日本国が沈むことを望む人たちには、受け入れられない内容でしょう。
[目次]
序章
アメリカ没落後、日本は・・・・・
ドル体制に支えられた超赤字大国アメリカ
崩壊するドル体制
なぜ予測があたったのか
トップの依存心が国を滅ぼす
日本が自立するために
第1章 崩壊寸前の日本は大減税で復活する
1億円貯めた男の末路
国家破産はあり得るか???
格差社会はアメリカ型社会
日本は国家破産寸前
万が一に備えて
日本でのレーガノミクスは亡国の道
日本がアメリカになれない絶対的理由
日本政府はグローバル化の意味をわかっていない
大減税で日本はよみがえる
大減税は下流社会を底上げする
第2章 移民労働者受け入れに反対!
移民法の末路
少子化問題とは?
少子化には法則性がある
フランス方式
サービス残業の禁止を
3K移民受け入れで起こること
移民問題が起こるプロセス
3K移民受け入れで日本に起こる問題
移民を受け入れるなら
労働人口の減少を生産性向上でカバーする
若い世代は年金をもらえない
人口が減っていいこともある
第3章 平和ボケ 外交音痴 日本の行く末
中華合衆国の誕生
外交とはなにか?
なぜ日本は外交音痴になったか?
日本国は慈善団体
日本にとっての金儲けとは?
アジア共同体は50年早い
領土問題と安全の確保
中国は脅威か?
中国の狙いは何か
南シナ海・東シナ海は軍事的にも重要
中国の脅威に対応する外交政策
第4章 食料危機とエネルギー危機をどう乗り越える?
二つの危機
食糧安保論と食糧自由貿易論
自給率を高める=米の需要を増やすこと
アメリカに押し付けられた食文化の変化
マクドナルドを定着させた藤田田氏の長期戦略
完全米飯給食が米の需要を引き上げる
エネルギー危機の可能性
メタンハイドレードが日本を救う
地獄へつづく道、天国へつづく道
第5章 世界一教育熱心な国 日本が失った"教育"
教育改革法がつくり出した”人材”
国の衰退は回避できるか
ユダヤの秘密は「教育」
教育熱心だった日本
日本とユダヤを支えた「教育」の中身は?
「学ぶ」ことは「覚える」こと
ロシア復活の原動力
ロシア教育の秘密
陰山メソッドに学ぶ
創造力の必要性
「仕事が面白い」から創造的になれる
倹約の大切さを教える
第6章 脱アメリカ信仰! 日本は世界から愛されている
ジャパンクールプロジェクト
アメリカ信仰への疑問
アメリカに負け続ける日本
日本を覆う罪悪感
日本人は悪い民族?
洗脳からの脱却
史上最悪の犯罪とは?
日本がアメリカと世界を支えている
日本は嫌われている?
国際貢献とはアメリカに従うこと?
日本の行くべき道
薄利多売信仰からの脱却
「認知の欲求」を満たす商品
日本でも「こだわり品」ブームが始まっている
高品質高価格が企業と社員の幸福
日本に今必要なこと
おわりに
私には夢がある
先日ご紹介した『3つの原理』(ローレンス・トーブ著)が右脳を開かせる世界予測の内容なら、北野氏の著書は、現実世界のまやかしから覚醒するための一冊です。
如何に戦後、我々が幻の教育を受けてきたか、その一面が見えてくるはずです。
ぼく自身もそうですが、日本を離れると、間違いなく日本が見えてきます。
モスクワ在住の著者の一言ひとことが、胸に突き刺さります。
少なくとも、自分が日本人の誇りを持って生き残りたいと思う人なら、この本に共感できるでしょう。
そうでなければ、著者の予言通り、”日本は、中華合衆国の一つの省”になり下がるでしょう。
しかも”小日本省”という屈辱的な名を戴いて。
今あなたは、自分の生活だけを考えていていいのでしょうか。
我が子どもの世代、孫の世代へ、美しく誇り高き日本と、日本民族を残すことが、我々がこの素晴らしい国を先祖からお預かりしている責任、ではないでしょうか。
ぜひ日本の未来の一頁を、自分の手で開いてください。
メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル(RPE)」
http://www.mag2.com/m/0000012950.htm
隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?/北野 幸伯

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