病気になった時、すぐに周りに病気のことや辛い気持ちを打ち明けることが出来ていれば、
そこから先どんどん病状がひどくなったり、
心まで病んでしまうことは無く、
すぐに回復出来ていたのではないかとよく思います。


当時の私は、人にマイナスな内容のことをほとんど話さない性格でした。

愚痴を言ったり、
努力しないで他人や環境のせいにしたり、
人の悪口を言ったりすることがすごくすごく嫌いでショボーン


何か不満があればまずは自分が最善の努力すべきだと思っていたし、

嫌な人にも、探せば良い部分や尊敬出来る部分は必ずあるから、他人を否定したくない。

そもそも自分だってぜんぜん完璧な人間では無くて、直さないといけない部分だらけなのだから、
自分の事を棚に上げて、他人の悪口を言うことは出来ないと思っていました。

いつも寄り集まって、重箱の隅を突くように愚痴ばかり話している人ってたまにいますよね。
でも自分は絶対にそうはなりたくなかった。えーん

自分はいつも前を向いていたかったし、
いつも新しいことや楽しいことにチャレンジして、キラキラキラキラしていたかった。


日常でストレスを感じる出来事があった場合は、
自分の中で考え方や受け止め方を変える事で乗り越えたり、
体を動かしたり、旅行に行ったりと、趣味の時間を過ごす事でリフレッシュしていました。


もちろん、友達に多少の愚痴を言うこともありました。
でもそれは、軽い笑い話のような愚痴だったり、先程の方法によって自分の中ではもう解決済みになっている、事後報告のような話のみでした。

病気になる前は、そういう風にして、
自分の中で全てのストレスを処理しきれていたし、心のバランスも取れていたのです。



突然病気になり、身体のあちこちが痛くて、原因も分からなくて不安のどん底状態にあった、初期の頃。

今考えればおかしな話なのですが、
心の中の絶望感とは裏腹に、
わたしは人前ではいつもニコニコと笑って過ごしていました。
病気のことは誰にも話せなくて、
いつも通り明るく、楽しく、前向きに、
面白い話の時には、あははと声を出して笑っていました。

今まで着ていた服が全て着れなくなって急に服のテイストが変わったり、真夏なのに長袖長ズボンだったり、
最近どこか出かけた?と聞かれて何も返せなかったり。
色々と不自然なところはありましたが、なんとなくはぐらかして切り抜けていました。

職場でも、
痛みに耐えていつも通り仕事をして、
それでも耐えられなくなって女子トイレに駆け込んで、身体中に薬を塗りたくり、
真っ赤に腫れた自分の皮膚を見て
トイレの中でこらえきれず泣いていました。
それでも溜まった仕事を片付けなきゃと、
鼻をかんで、どろどろになってしまったメイクを直して、
何事も無かったかのように笑って仕事に戻っていました。


驚くべきことに、そんな感じで約2年間ほど、誰にも病気のことをカミングアウト出来ずに隠し続けていました。
我ながらものすごい演技力だと思います笑


その後自分の中だけで我慢することに限界が来て、自分の心と身体が壊れていく様を感じ、
このままでは私は完全に壊れるか、自殺をしてしまうと思った時に、初めて親友に全てを打ち明ける決心をします。

どうしてそんな風に、自分の中だけに辛い気持ちを溜め込んでしまったのか。
周りには優しい友達が沢山いたのに、どうして頼ることが出来なかったのか。


いくつか理由がありますが
一番大きかったのは、
病気のことをカミングアウトして、
周りの人に嫌われてしまうことが怖かったのです。

頑張っていない自分は嫌われてしまう。
完璧じゃない自分は見捨てられてしまう。

そんな恐怖感がありました。


つづく◡̈⃝︎⋆︎*
病気になって、
出来ない事があまりにも多くて、
普通の生活を送ることすら
大変な毎日です。

普通に考えたら、
ストレスで気が狂いそう。
不安で発狂しそう。

でも、
私はもともとはとてもプラス思考の人で、(むしろ過度のプラス思考だった)
今までの私のように、
どんな状態になっても、
希望を持って、前を向いている人間でありたいと思いました。

この状況をどうにか前向きに捉えて、
物事の良い面を見る。
病気を受け入れる。
完璧を求めすぎない。

前向きな自分をどうにか保って毎日を過ごしています。

でも実際は
両脇が底の見えない深い闇の谷になっている
細い道を歩いているような気持ちで。
一歩足を踏み外すと、
深い深い闇の中に落ちて行って、
不安や悲しい感情に
一瞬にして心が支配されてしまいます。

なんとか谷に落ちないように、必死で前に向かって歩いているけれど、
道には沢山分かれ道があって、
自分が進んでいる道が正しい道なのか自信が無い。
もしかしたら道を間違えているかもしれない。
ちゃんとゴールにたどり着けるのかな。
いやそもそも、私はどこを目標として歩いているの?

深い谷の向こうの方には、
安全な陸地があって、
そこで大好きな友人達が生活をしているのが垣間見えます。
Facebookで見かける、転職の報告、結婚の報告
Instagramには可愛い子供の成長日記。

学生の頃は同じ道を歩いていた人たちが、
順調に人生の次のステップへと進んでいるのに、
私はゴールがあるのか分からない細い道を、もう5年も歩き続けている。



どうしてこんな風になってしまったの?



そんな事を考えても意味は無いし、
自分が辛くなるだけ。
焦りや不安は痛みを強くしてしまう。
だから、
人は人。自分は自分。
焦ってもしょうがない。
自分は自分のペースで、
マイペースに生きていけば良い。
大丈夫大丈夫。

SNSはいかに自分が幸せかってアピールする場でもあるから、良い事しか書いて無いんだから、ばか正直に鵜呑みにしちゃだめ。
実際の生活はそこまで素敵じゃないことの方が多いよ。

そんなような事を、不安になる度に自分に言い聞かせています。

つづく✩︎⡱