しちゃんのこと・・・その2☆ | シータヒーリングと天使とファッションで輝くあなたをプロデュース サイキックアーティスト明子

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しいちゃんは

桜の木


ある日私に名前を告げた


私は 

しいちゃん・・・霧桜


その日から私は

その桜を

しいちゃん

・・と、呼ぶようになった


しいちゃんは

根っこをうまくはれない

だからみんなよりちいさい


しいちゃんは

みんなを癒すために

ここにやってきた


ほかのみんなと

小さい頃にここへきた



春になれば

はなびらの乱舞


冬には

白い雪の華をつけた


子供だったしいちゃんたち

今では若者


枝も根っこも伸び

元気よく空へ腕を広げる


夏になれば

ひんやりした木陰をつくり


秋になると

さらさら音を立て

川面に葉を降らせる


だけど大きくなったしいちゃんたち

去年の夏のこと

その腕は

夜を照らす灯かりをさえぎった


街灯は葉に隠れ

闇は見えない恐怖をよぶ


人間は

かんがえる


あたまで

かんがえる


暗い夜道をどうしたものか・・・


そうだ

あの桜

切ってしまおう


おろかな人間


こころはどこへいった


あさはかな人間


ハートの声は

もう聞こえなくなった?




しいちゃんは

桜の木の精霊


しいちゃんは待っている

だれか


優しい人間が

ハートでつながってくれるのを

じっと・・・

待っている