- 『20世紀少年』
- 歯痛もなんのその待ちきれず観てきましたっ!!!
- 事前に観たTV「スマステ」の稲垣吾郎ちゃんがやってる"ツキイチゴロー"で5作品中4位の評価だったのでひょっとすると"アレレな感じ"かなとかなりネガティブな気持ちで心して挑んだんですが、原作を読んだ自分でも充分楽しめる作品でしたよ。
- 制作費60億、脚本に原作者の浦沢直樹、監督には完コピを目指した堤幸彦、原作キャラを考えての超豪華キャスト、これだけでもワクワクで興味はMAXですが、あの原作の世界をよくぞここまで上手く作ったなって感心しました。この作品は現在と過去を行ったり来たりし事件のカギになる人物や物、時間なんかが複雑に絡み、最高級のミステリー小説を読んでいるようなゾクゾク感がたまらない作品ですが、監督がインタビューで語ってたように時系列をうまく使って、原作を読んでも、読んでなくても楽しめる作品によくぞ仕上げたなぁって思いましたよ。
- 原作を読んだ作品って大抵、ストーリーが妙に捻じ曲がってて、キャラのイメージのギャップに苦戦、失敗することが多いのですが、この「20世紀少年」かんなり満足です。
- キャラではケンヂ役の唐沢さんはちょっとかっこよすぎですが、さすが役者さん見事になりきってますね。その他の主要キャラもさすがです。で、自分の一番のヒットはフクベエです。佐々木蔵之介さんは見た目の雰囲気やしゃべり方なんか原作と一致しすぎて怖いぐらいでした。
- 場面のカットも監督が言ってたようにすっごい原作に忠実にできててビックリでしたよ。
- とここまでは文句の付けようがないと言ったところですが、まったく不満がないかと言えばそんなこともなかったりします。原作に忠実といっても当然端折(はしょ)られてるところはたくさんあります。なので、重いハズの場面が少々軽く、そのポイントでの真意や感動が伝わりにくいというのは否めない部分もありました。これはコアなファンほど"裏切られた"や"イメージが壊れた"、"もうひとつ"、"ここはこうして欲しかった"などなどいろんな苦言もあると思います。原作があまりにも有名な大ヒットマンがだけに、賛否がでるのは仕方のないとろです。 まぁ、原作を完全コピーしようとすれば年末スペシャル時代劇ばりに8時間くらいの作品を作らないといけなくなりますから、そういうのを考慮に入れて純粋に映画、原作ファンとして自分は十二分楽しめました。
- それに主人公ケンヂの曲「Bob Lennon」を聴けたのは涙モノでしたよ。
地球の上に夜が来る
僕は今 家路を急ぐ
世界中に夜が来る
世界中が家路を急ぐ
そんな毎日が君の周りで
ずっとずっと続きますように
第2章は来年ですが、できれば年内に観たかったなぁ。
ある意味この作品の真価が問われるのは2章、3章にあると思いますから、そういう意味でも、すっごい楽しみです。
最後にこの感想はあくまで個人的なものなので、そこのところはご了承くださいね。