梅を見てきました。ちょうど、2月中旬から3月上旬ぐらいが見ごろの地域が多いんじゃないかと思います。ちょっと早いかなとも思ったんですが、7分咲くらいでとっても綺麗な姿を見せてくれました。
デジカメのバッテリー残量が少なく多く画像が撮れなかったのは痛かったですが、そこそこよい画が撮れたんじゃないかなって思います(でも若干ピンボケ気味...)。
せっかくなので、梅について調べてみると、梅は、バラ科サクラ属の一種なんですね。中国四川省あたりの高地が原産で、日本にやって来たのは8世紀ごろだそうです。
花言葉は、「高潔な心、澄んだ心」。心が洗われる感じがしたはずです。とっても心地よい香りも楽しめて幸せな気持ちにさせてくれましたぁ。
奈良時代、唐の文化に憧れていた日本の貴族たちはその美意識に影響を受け、「雪に白梅」や「梅とウグイス」という絵柄もそのままに受け入れたそうです。梅に鶯(うぐいす)は取り合わせのよいことを表す言葉で、春を告げる花と鳥。花札の場合は鮮やかな紅梅とウグイスですが、絵画などで描かれる場合は、白梅が多いということです。

梅は春にさきがけて咲くことから春告草(はるつげぐさ)、芳香を放つことから匂草、香散見草(かざみぐさ)、香栄草(かばえぐさ)など、さまざまな別名があるそうです。
落葉高木で10mくらいまで大きくなります。開花は2~3月、 花は5枚の花弁を有し、白、紅、淡紅などの色の種類があります。6月くらいに実が黄色くなりはじめその酸味の強い果肉を使って梅干や梅酒などに使われています。
花を見るために育成・選抜されてきた品種を「花梅」、果実を食用とするための品種を「実梅」というそうです。

宮廷人たちはその清雅なたたずまいと、ふくいくたる香りの妙にたちまち魅せられ、貴族たちは競って庭に植えたといいます。
そして、『万葉集』に詠まれた花のうち梅は萩(約140首)についで多く、約120首にのぼり、奈良時代は「花見」といえば桜ではなく梅であったそうです。
万葉集の中の1首
「酒杯(さかづき)に梅の花うかべ思ふどち
飲みての後は散りぬともよし」
梅の花の香りを酒に移して飲むのが当時の風流な遊びだったんですね。なんと雅なことでしょう。
また、大宰府(福岡県)へ流される折に、梅を愛した菅原道真が、詠んだ歌
「東風(こち)吹かば にほいおこせよ
梅の花 あるじなしとて 咲くな忘れそ」
は有名で、菅原道真を祭る天満宮(天神さん)には、梅がつきものとなっています。
奈良時代は、もっぱら白梅が愛されたようで、平安時代になると艶やかな紅梅へと人々は心うばわれるように移り変わっていったそうです。
