実は、連休中、「チームバチスタの栄光」以外に、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 」も観てきました(この作品レビューも書きたくてウズウズしてたんです)。
監督ティム・バートンとジョニー・デップのコンビ作品は外れがないというか、毎回、センセーショナルな驚きと圧倒的な迫力で迫ってくる作品ばかりで、観るたびにバージョンアップしてる感じがします。ただ、奇想天外な作風にティム・バートン作品を敬遠される方も少なからずいます。ですので、最高の賛辞を書きまくっていますが、賛否あるというのも頭の角に置きつつ読んでくださいね。
作品の色的には「スリーピーホロウ(1999)」や「コープス・ブライド(2005)」あたりですが、迫力や美しさ、妖艶さは他の作品を凌駕してます。ロンドンの暗い裏の部分と人の悪魔な部分を実に巧妙に上手く作り込んでいます。脚本は「グラディエーター(2000)」、「タイムマシン(2002)」、「ラストサムライ(2003)」、「アビエイター(2004)」を手がけたジョン・ローガンです。この脚本家の作品はどれも名作、佳作揃いです。だいたい繰り返し観たくなる作品ばっかりです。そして、凄いキャスト陣。なんといってもジョニー・デップ。この人は、存在感というか、オーラが半端なく画面の隅々まで放射されてて、彼の場面が見たくてたまらなくなります。ある種の依存状態にさせるんでしょうね。あの圧倒的な迫りくる演技は何なんでしょう。ありえない程のフェロモンが出てます。他のキャストもまた素晴らしい。相手役となる、パイ屋のヘレナ・ボナム=カーター。ティム・バートンが愛する気持ち分かりますよ(彼女はティムの奥さんです。入籍はされてませんがお子さんが2人います)。とってもキュートでジョニーとの息もピッタリでした。それと悪役やらしたら右に出る俳優はいない判事役アラン・リックマン。それに音楽もこの作品のキーになる部分です。と、どこを取っても非のうちどころがない作品です。
あんまり突っ込んだところをこれ以上書くと、これから観る予定の方に怒られそうなんでこの辺にしておきますね。
あと、付け足すと、この「スウーィニー・トッド」は、もともとブロードウェイなどでミュージカル公演されてたそうで、過去に映画化やドラマ化もされていて、日本でも去年、宮本亜門さん演出でミュージカル公演したそうです。
ほんっと、最初から最後まで手に汗握りましたぁ。実を言うと、ホラー系は得意じゃなく、ほとんど観ないのですが、不思議と観ることができました。スピード感や恐怖感はちょっとした絶叫系アトラクションのような感じさえします。ゴールデングローブ賞では、作品賞とジョニー・デップが主演男優賞を初受賞しています。2月24日はアカデミー賞もありますが、ジョニーデップは、ここでも主演男優賞にノミネートされてます。初受賞するかとっても楽しみです。
他にこんなDVDが出てたので紹介します。


