ウィングフォイル 280.5回目 | 月が味方をしてくれる。

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前回からの続きです。

 

いよいよ封印を解く時がぁっ!

 

と、その前に、レジンインフュージョン改め「内側そこそこ陰圧+外側そこそこ加圧バギング法」の改変点を整理しておきたいと思います。

 

一番大きな違いは真空ポンプによる減圧のみならず、外側を加圧バッグで包むことにより、「内側そこそこ陰圧」と「外側そこそこ加圧」を併用した点です。

 

電動真空ポンプやめて手動真空ポンプにしたのも良かったと思います。陰圧が強過ぎて3Dプリンターで作ったコアが凹んでしまう問題が解決しました。

 

 

次に、「先に真空を引いておいてから、その陰圧で樹脂を含浸させる」というレジンインフュージョンの根幹をバッサリと捨てました。それが一番3Dプリンターコアと相性悪いので。

 

コアと樹脂をバッグに一緒に放り込んで、後からエアと余分な樹脂を吸い出します。厳密には吸い出せなくても、バッグの端のほうに排除出来たらOKです。

 

これによって、「樹脂がガラスクロスに行き渡らない」とか「全部に行き渡るより先にリザーバーに溜まってしまう」などの問題も解決しました。

 

 

次に、エア漏れ問題。漏れやすい場所は、耐圧チューブがバッグとリザーバーに出入りする4カ所です。今回、接続部を3Dプリンターで作ってみました。

Dプリンターで作ったもんで気密を保つことは出来ません。したがって、ホースと他の物をつなぐ支えにするだけで、3Dプリンターパーツは全く外に出てない状態にします。3Dプリンター製のフランジ付きパイプに多用途接着剤をたっぷり塗って接着してしまいます。接着剤で気密を保てばいいかと。さらにシリコンシーラーで固めようかと思ったけど、テストしたら接着剤だけで充分でした。むしろ、百均のボトルと蓋の気密性のほうが駄目でした。こちらはつなぎ目にブチルゴムを一周巻いて解決。

 

 

最後に、リザーバーの素材です。

当初はガラス瓶と金属ホースニップルで再利用しようかと思ってました。でも、アセトンで洗うのめんどくさいし、百均のプラボトルで作ったら何もかもディスポでお手軽なんじゃなかろうかと。

 

 

 

今後の研究の余地はありますが、外側加圧が充分に機能したら内側の陰圧はそれほど気を使わなくてもいいのかもね。大きめバッグを両側に余らせといたらリザーバーすら要らなくなるかもっ。余った樹脂量によっては発熱が怖いですけど。

 

 

さて、次回!いよいよ封印を解く時が来ましたっ!どきどき。

心して待てっ!ってもう結果知ってるって。

つづく

 

 

 

 

 

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