
エルフΣ「犯人達が拠点としているのは、中型の輸送トラックだ。
何の技術を用いているかはわからんが、車体の色を変化させ操作の目から逃れている」

ジェットイーグル『目標、マル被と思しき車両を確認。位置情報、提示します 』
エルフΣ「だが特定された車種は、事件現場周辺で度々目撃されている。車両そのものを補足してしまえば、いくら擬態しようと意味はない」
SIBマックス『了解……SIBマックス、突貫します! 』
ガ ァ ン ッ !

ガガガガガガッ!
ガ シ ャ ァ ッ !

「包囲! 絶対に逃がすな!」

ジャズ「な、なんだ……!? いったい、何が……!?」
ざ り っ

「っ、マル被、装備の使用を確認!」
エルフΣ「情報通りだったな……抵抗確認、鎮圧っ!!」
ざりっ ざっ・・・

「数が多い、トラックのキャパを超えてる……ぎゅう詰めで乗り込んでたのか?」
黒江田「っ、怯むな! 怯めば被害を広げることになる! 迅速に動け!」

ルナティック「チィッ! こうまで嗅ぎつけるとは、忌々しい犬コロどもだヨ!」
グリス「コツコツ準備した
ルナティック「いいわけないネ! だが、逃げるには目くらましが必要なんだヨ!」
グリス「目くらましねぇ……なら、ちょうどいいっちゃちょうどいぃかぁ……」
ゴ ボ ッ ・ ・ ・ !

グリス「言っただろ……いぃやいつも言ってるだろ……?
この『オレの力』、思いっきり発揮したいってなぁ!」
ルナティック「チッ、ならばここでお別れだネ。せいぜいいい目くらましになってくれたまえヨ!」

黒江田「っ、あれは……!」
エルフΣ『重要参考人だ、取り押さえ……! 』
グリス「ああ、そりゃぁもちろん……」
ゴ ボ ボ ッ !

グリス「デカい花火になってやるぜぇッ!!」



















































