
クリス「ふむ、なりほど……ライダーシステムはモリビトにもあるが、こうまで魔力との親和性を高められるとは……」
ジャズ「…………」
クリス「そのうえ、君はTFとはいえ一技術者、特別な戦闘訓練は受けていないと聞く。それだというのに、ああまで戦えるようになるとは……」

クリス「やるではないかね?」
ジャズ「俺の力ではない。装備と技術の力だ」
クリス「君自身が使うのであればさして変わるまいよ」

クリス「して、ジャズといったか。よければこの後、一杯どうかね?」
ジャズ「断る」
クリス「即答かよ。なに、親睦も兼ねた技術意見の交換会でもと思ったのだがね」
ジャズ「…………」

クリス「……自分の生み出した技術への責任、なのだろう?」
ジャズ「っ……!」
クリス「私とて
なので……」

ド ン ッ

クリス「…………」
ジャズ「……同情してほしいとは思っていない」

シロー「な、なんかデカい音したけど……クリス、ちょっといいか?」
クリス「ふむ? まぁ構わんがなにかね?」

ジャズ「…………」
シロー「あ、ジャズもいたのか」
ジャズ「今出ていくところだ。邪魔はしない」
シロー「そ、そうか……(いてもいいんだけど……つっけんどんだなぁ)」

シロー「てかクリス、ジャズになんかやったのか?」
クリス「ふむ、まぁありていに言えば……気を遣った結果地雷を踏み抜いたという程度の事さ」
シロー「おいおい……」









































































