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剣崎「そういうことだったか……いきなりだから驚いたぞ」
シロー「なんてーか、ちょっと訳ありでさ」
剣崎「だがサムライブラックの仲間というなら信用できるな。次に会ったらきちんと挨拶をしておこう!」

ガンビット「はーまいっか! あの半分連中が厄介なのに変わりないけど、フツーに倒していいなら少しは気が楽になるなぁ」
剣崎「下手に時間がかかれば被害も広がるし、警察に来られたら一緒に捕まりかねないからな、俺ら」
ガンビット「そーそー! 最近は半分連中に時間かかるわ警察くんの早いわで大変だったしなー!」
シロー(そっか、立場上オレらは特殊なんだよな。だからそういうのはちょっと楽だけど……)

ガンビット「機動強襲警察~、だっけか。あれができてから任せっきりにしやすくはなったよな。来るの早いし」
シロー「確かに、規模のデカい騒動とかは減った感じあるよな」
剣崎「最近は騒ぎの鎮圧も早くなっていると聞いている。頼もしい限りだな!」

ガンビット「けど
剣崎「平和になってる証拠だ、喜ぶべきだろう!」
ガンビット「そうだけどよ~!」

ガンビット「つーかよそれだとあの半分ヴィラン、サムライブラックの誤情報ってことになんじゃんよ!」
シロー「そ、そういやそうだよな……すまん」
剣崎「いや! 最初にドロドロになったと聞いたときは正直ヒいたけど、元に戻れるようならなによりだ!」
シロー「ああ……ホント、よかったよ」

シロー(ん……? なんか、引っかかる気が、する……?)