
れい「……まったくです……たった、それっぽっちのことで、みんな傷つけて……
先輩は、バカです」
シロー「ぐっ……」
れい「……~~……でも……」

れい「傷つけて、しまったのは……私も、同じですし……
そんな……先輩の、一言が欲しくて……先輩の、力になりたくて……
それでも、傍にいたくて……~~……」

れい「なのに、また正面から向かい合うのが、少し怖くて……だから、陰に隠れてて……
きっと、私も……バカ、ですね」
シロー「……そんなことないよ」
ぽ ん っ

れい「、ぁ……」
シロー「すまん、遅くなって」
れい「あ、謝らないでください……私も、同じなんですから……」
シロー「……ははは」
れい「な、なに、笑ってるんですか……もう……」

マシュ「、……先輩……」

にこ「……そろ~……」

マシュ「あっ、一人でどこか行っちゃだめですよ。まだ危ないかもしれませんし」
にこ「あ~はは~……ですよね~……」

にこ(あ~あ、能力も無くなっちゃったし……
残念だけどタダのガクセーに逆戻りかそれ以下か~……ラッキーかもだけど~)











































































