[教室マルトリートメント] 教室における不適切な指導や関わり | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています

先日、

長野県長野市豊野町で

学校が心配(不登校・行き渋り)な

お子さんとお母さんたちの居場所

「となりのチカラ」

地域の学校の校長先生との

二度目の対話の場をつくってくれて

私も参加させてもらいました。




この日は、地域の2つの小学校の
校長先生が来て下さいました。



ある校長先生がお話ししてくれたこと。


コロナ後の子どもの姿として


我慢ができない
相手を許せない
許容範囲が狭い
自分のことだけで相手のことがみえない
家に帰ってから友達と遊ぶという習慣がない




圧倒的に遊びの時間が足りない
今の子どもたちにとって
「学校が楽しい場になるように」
との願いを込めて
子どもたちが自由に遊べる時間を

朝の時間や休み時間を活用して設けて
「学校に行けば友達や先生と遊べるから
明日も学校に行きたいな!」

と思えるような学校づくりを
実施していくそうです。



ポリヴェーガル理論でも
ポージェス博士は、
神経生理学的にみて
「子どもの自由な遊びの重要性」を
強調しています。

 



安心安全の土台がある中で
追いかけたり逃げたりするスリルも味わう遊びは
交感神経と安心を司る腹側迷走神経複合体を
とても活性化してくれるので
子どもたちの神経系を育むうえで
本当に重要なものだと説いています。



遊ぶことは子供の成長発達にとって
学習と同様に(あるいはそれ以上に)
とても大切な時間だという視点で
先生たちが見守ってくれているということは
本当に大きなことだと思います。
この素晴らしい取り組みを本当に応援したいです!!




対話の中では
「教室マルトリートメント」
という言葉も出ました。



教室マルトリートメントとは、
教室における不適切な指導や

関わりのことです。



体罰やわいせつ行為のように

違法とはされないものの、

子どもたちの心を

知らず知らずのうちに傷つけてしまう、

教員によるあらゆる「不適切な行為」

を指します。



児童生徒の教育に関わる人たちから

いま注目を集めているこの概念は、

20年以上教壇に立つ特別支援学校の現役教員で、

公認心理師の川上康則さんによる造語です。

 



・「勝手にすれば」「さよなら」など見捨てる言葉かけ
・励ましや賞賛をしない
・威圧的・高圧的で、力で押さえるような指導
・子どもが自信をなくすような強い叱責や懲罰




教員によるこうした言動は

「教室マルトリートメント」に当たる

と川上さんは言い、

従来は「しつけ」や「指導」を名目に

見過ごされてきたものの、

子どもの発達上避けるべきだと指摘します。


 

◇「教室マルトリートメント」の例

・身体的虐待、体罰

・性的虐待、わいせつ行為

・「ネグレクト」に類似した指導
→ 励ましや賞賛をしない
特定の子の指名を避ける
取り組むべき学級の課題を放置する
「勝手にすれば」「さよなら」などの見捨てる言葉をかける

・心理的虐待に類似した指導
→ 威圧的・高圧的な指導、力で押さえる指導
事情を踏まえない頭ごなしの叱責
子どもの人格を尊重しない言動
「じゃあ〇〇できなくなるけどいいんだね」などの脅しで動かそうとする声かけ


川上さんは、教室マルトリートメントの弊害の一つに「先生に叱られないかどうかだけが判断基準になると、自分で考えて行動することに結びつかない」点があると指摘します。



◇子どもの立場からの3つの悪影響

1つ目は、不登校や登校渋り。
感受性の強い子だと、重苦しい雰囲気だけで学校に行くのが嫌になってしまう。また授業中に、指名されてすぐ正解を言えるタイプの子は、積極的に挙手しても「賢いためにすぐに答えを言われてしまうから」などの理由で指名してもらえなくなることがある。そういうことが続くと、子どもの中に「頑張っても報われない」という気持ちが芽生え、不登校、登校渋りにつながる場合もある。


2つ目は、学級の監視社会化。
例えば、教師が厳密なルールを設け、誰かがミスやエラーをするたびに叱るとする。それが学級の正義になってしまうと、「先生、あの子がこういうことをしました」などのネガティブな報告をするようになる。とくに先ほど言った、頑張っても報われない子が努力を認めてもらいたいあまりに監視役の一端を担いがち。そして、ミスやエラーを指摘されがちな子も、自分より弱い立場の子を見つけて「あの子もこんなことをしています」と報告するようになり、学級全体が監視社会化するおそれがある。


3つ目は、主体的に考えて行動する子が育たなくなるということ。子どもたちは先生の機嫌を損ねないよう、つねに顔色をうかがいながら行動するようになり、忖度(そんたく)することを学ぶ。悪いことはしなくなるけれど、よいこともしなくなり、結局主体的に考えて行動しなくなってしまう。


 

 

「教室マルトリートメント」著 川上康則

 

 

 





すべての子どもたちが
安心安全を感じながら
楽しく通える学校であること。
その重要性はみんな分かってる。


でも、子どもたちの小さな声
声にもなっていないかき消された声を
どう聴きとっていったらいいのか。



ある校長先生が

こんなお話しをしてくださいました。



先生方ももちろん精一杯

子どもの声を聞こうとしている。
でも、子どもが本当には

何を言わんとしているのか
それが聞き取れなくて
子どもとつながれない場面がある。



そんな校長先生の声を受けて
NVCというコミュニケーションがある
ということを紹介させてもらいました。


 

「NVC 」著マーシャルローゼンバーグ

 

 

 


子どもたちの声が、権威や正しさでかき消されずに
大切に敬意を持って聴いてもらえること。



子どもが見ている「景色」を
同じ地平から眺めることに心を砕くこと。
これなしに教育の専門性は語れまい。

(信濃毎日新聞「コンパス」荒井英治郎先生)

 

 



学校で子どもたちの器となるのは先生たちなので
先生たちの内面が大切に扱われるように
まずは先生たちにNVCの世界観を体験してもらえたら
本当に嬉しいです。



今回も、校長先生たちの内側にある声を聞ける場が
本当に貴重で意義のある時間だったと思います。



この対話の場を

「となりのチカラ」の

西山良子ちゃんやお母さんたちが

つくってくれたということが
本当に大きな希望そのものです!!

 

 


いま、一人で悩んでいる方や

長野で、子どもの不登校や学校のことを

誰かに相談したいという方は

「となりのチカラ」

ぜひつながってみてくださいね!

きっと大きな力にあると思います!

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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