内向的な人にしか気づけないことや、そのような人にしか担えない役割がある | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

ポリヴェーガル理論をもとにした神経の仕組みから考える不登校支援の新しいアプローチ
心理的安全性を土台にした対話(NVC/共感的コミュニケーション)による子どもとのつながりのヒントをお伝えしています。

 

茂木健一郎さんがこんなふうに

書かれているのを読みました。

 

 

人格は、いわゆるビッグ・ファイヴ

 

開放性 Openness、

誠実性 Conscientiousness、

外向性 Extraversion、

協調性 Agreeablness、

神経症的傾向 Neuroticism

 

で記述されるが、興味深いのは、「正解」がないことである。

 

 

 

「知性」には正解がある。

 

問題には答えがあり、命題には証明がある。

 

最適化は、関数が与えられれば、パラメータ空間の中で正解がある。

 

将棋や囲碁は、次の最善手という最適解を求める試みである。

 

しかし、人格には、そのような最適化、正解がない。

 

 

 

たとえば、外向的な人は、内向的な人に比べて、コミュニケーションなどの点で有利で、望ましいように思われるけれども、実際には内向的な人にはそのユニークな意味がある。

 

内向的な人にしか気づけないことや、そのような人にしか担えない役割がある。

 

 

神経症傾向(neuroticism)は、くよくよ悩んだり、迷ったりすることで、通常は困ったことのように思われるけれども、実際には神経症だからこそ、できることもある。

 

たとえば、映画監督のウディ・アレン。

 

ウディ・アレンは明らかに神経症的で、その映画は、そのような傾向を全面的に出したものだけれども、だからこそ表現できること、描ける物語がある。実際、ウディ・アレンの映画は、その神経症的傾向の一つの果実であるとも言える。

 

 

進化の過程で、さまざまな性格的傾向の多様性が残ってきたのは、それぞれの性格に意味があったからだと考えられる。

 

性格には正解がない、多様性こそが大切なのだ、ということを心にしみこませて、自分自身のユニークな人生を送りたい。

 

 

 

私は、ウディ・アレンの映画が大好きなので

共感しながら読みました。

 

 

人の人格には本来

「正解」なんてないんですよね。

 

 

でも

私は、無意識のうちに

敏感、繊細、内気、恥ずかしがり屋、消極的

そんな人格に「×」をつけ

 

そしてそのかわりに

明るい、元気、積極的

そんな人格には「○」をつけていました。

 

 

 

だから

繊細で内気な我が子を

受け入れらませんでした。

 

 

子どもたるモノ

元気で明るく外遊びが好きで

身体を動かすことが好きで

積極的に友達を求め

いつも無邪気でケッロとしているものだとばかり

思っていました。

 

 

でも、

自分の子は

そんなステレオタイプの子どもとは

正反対のタイプ。

 

 

もっと他の子と同じようになってほしい

もっと元気で明るくてハキハキして

何でも積極的に挑戦するような子になってほしいと

ずっと思っていました。

 

 

 

でも、

ようやくわかりました。

 

 

人は多様で正解はない。

 

 

内向的で

慎重で

繊細であることは

欠点ではない。

 

 


繊細な子を育てる

お母さんの苦しさの中には

その繊細さという人格に

「×」をつけてしまっていることから

やってくる苦しさもあります。

 

 

あなたの中は

どんな

「○」「×」の判断があるか

静かに見つめてみてくださいね。

 

 

 

その

「○」「×」を手放すことで

どんな特性も

受け入れることができるように

なりますよ。

 

 

 

 

 

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