子どもの頃に無意識に身につけたもの | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています

 

私たちは毎日の子育てを、人に相談したり、誰かに教えてもらったり、本やネットで学んだりしながら、なんとか過ごしています。

でも、本やネットで学んだ情報や、人から教えてもらえることは、もしかしたら微々たるものではないでしょうか。

 

私たちが子育てをするうえで、一番影響を受け、一番学んでいる相手は、誰だと思いますか?

それは、自分の親ではないかと思います。

私たちは、自分の親から、親としての在り方や役目を知らず知らずのうちに学んでいました。

それは、私たちが子どもだったころ、子どもとしての立場で毎日毎日体験しながら、無意識のうちに身につけてきたものです。

もし今自分の心の中に何かひっかかるものがあったり、苦しさがあるとしたら、それは、親から無意識のうちに受け継いできたものが、今のあなたにはふさわしくないよということを苦しさが教えてくれているのかもしれません。

苦しさや生き辛さを感じる状況の中で、今までは直面しなくてもすんでいた、自分の中にある深い思い込みや観念に気付くときなのかもしれません。

 


今私達が抱えている多くの思い込みや観念は、親が私達に必要だと思ったから教えてくれたものです。

自分でもそれが自分にとって必要だと思ったから身に着けました。

その洋服を着ることで(観念を身にまとい)それに守られることで、自分を寒さからしのいで、ここまで自分を守って生きてくることができました。

当時はその洋服は自分にピッタリで、なくてはならないものでした。

でも、大人になった今現在も、その洋服は自分にとって必要なものでしょうか?

今も着心地がいいでしょうか?

今の大人になった等身大の自分にとっても大切にしたいものでしょうか?

 

今の大人の自分には、その洋服でなくてもっと似合うものがあるかもしれません。

 

大人になった今でもその洋服が好きで、着心地が良いなら、着続けていればいい。

 

でもその服が窮屈になっていたりもう好きではなくなっているのなら脱げばいい。


タンスの中身を整頓し、入れ替えをして、今抱えている洋服(観念)を点検し、必要なものはこれからも持ち続け、必要でないものは手放していけばいいのだと思います。

 

苦しさの源にある観念を見つめていくことは、単なる子育てだけの分野にとどまらず、皆さん自身の人生そのものが本当に幸せになっていくことに必要なことであり、子どもの幸せにもつながっていくのだと思います。