(前回からの続き)
私たちは、
「本当は自分がどう思っているか」
「本当は相手がどう思っているか」
ここに全く気付いてないんですね。
自分自身のことでさえも
もう笑っちゃうほど
気づいていないんです。
(というよりも、無意識なので
自分一人では気づきようがないんですが…)
ましてや、相手のことなんて
分かってるようでいるだけで
実は何にも気付いていません。
まずお互いの腹の底で考えていることを知る。
そして、その違いに気づく。
これだけでも、夫婦の関係は驚くほど変わります。
文章にすると
こんな簡単なこと!?と思いますが
この簡単なことが
出来そうで出来ないんですね。
私たちは誰もが
生まれ育った昔の自分の家族のルールに従って
無意識のうちに行動しています。
掃除の仕方
食事の仕方
お金の使い方
冠婚葬祭の様式
おむすびのノリの巻き方
洗車をどのくらいの頻度でするか
家電がどの程度壊れたら買い換えるか
感情の表現の仕方
人との接し方
挙げたらきりがないくらい
大きなことから小さなことまで
生活に関わる細かいひとつひとつのこと全てにおいて、
自分が育った家、両親のやり方を
唯一のルールとして
無意識のうちに身につけ
それを信じて生きています。
そして、その自分のルールと
相手のルールが違うたびに
ぶつかり合って私たちはケンカしているんですね。
どのくらいの雪が降ったら
外に出て雪かきをするかとか
そんなことまで違って
そんなことでも
昔の私たちはいちいち言い合いしていました(笑)
冷静に考えたら
生まれ育った家が違うんだから
考え方も違ってくるのは当然なんですが、
私たちはその違いというものに
根本的に気が付いていないし、
うすうす気づいていても
お互いに「自分が正しい」と信じています。
『まずは自分が心の底で信じている信念に気づく
そして相手との違いに気づくこと。』
自分の中にあるルールは
無意識のうちに体にしみこんでいて
あまりにも当たり前のこととして
信じきっていることなので
相手も当然同じように感じ考えているだろうと
勝手に思い込んでいることが山ほどあります。
また、「女だから○○でなければ」
「男だから○○でなければ」というように、
役割にどっぷりはまってしまっていることもあります。
それをひとつひとつ検証していく作業
それが幸せなパートナーシップを築く上で
なくてはならない大切な作業なんだと実感する日々です。
本来であれば
ルールの違う者同士が結婚するわけですから、
結婚当初に
お互いのルールをすり合わせて
今まで生まれ育った家族のルールから
自分たちがこれから作り上げていくルールに
ひとつひとつ新しく作り直さないといけないはずなのに
私たちはそれをごっそり抜かしているんですね。
そして価値観が違うと言ってケンカしているんですね。
違うのは当たり前で、
それをどうやってお互いが合意できるところまで
落とし込むのか
そんなことを
自分の両親や周りにいた大人が
やっていた姿を見たことがないので
知りませんでしたが
幸せなパートナーシップの形を
今学び築き上げている真っ最中です。
不器用でうまくいかないこともあるけれど、
それでもつながろうとチャレンジしている私たち親の姿を
子どもたちが見ていてくれたらいいなあと思いながら
日々練習を積み重ねています。