新感覚アイスショーが誕生… | 気のむくままに独り言

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フィギュアスケート(主に高橋大輔選手)、モノづくりなど…。

もう遠征はしないと思っていたのに...

大ちゃんの初フルプロデュース『滑走屋』を成功してもらいたくて、
そしてその第一歩を見届けたくて、10年ぶりに急遽、福岡へ。

(10年前は大ちゃん不在となったグランプリファイナルだった。)

オーヴィジョンアイスアリーナのある千代県庁口駅から会場に行く間に、滑走屋のポスターが4枚も。

最終日、午後の2公演を観る予定が、初日からグッズの売り切れなどもあり、とりあえずグッズだけでもと会場へと向かった。

会場に着いた時点で、スカイコートのシートクッションも残り僅かな状態。
公式グッズはパンフレットとステッカーしか残っていない。
とりあえず真っ先に現地に行って正解だった。

そして午前公演の当日券まで…
結局、立て続けに3回観るという状況。口笛

でも後悔はしていない!

『滑走屋』は見る価値のあるエンターテインメントで、まさに新感覚アイスショー。
(もしかしたら今年の『氷艶』よりも『滑走屋』の方が見る価値があるかもしれない)

『LOVE ON THE FLOOR』や『氷艶2017 ー破沙羅ー』を観た感覚が蘇る。
当日券に長蛇の列ができ、急遽の立見席まで登場。


公演の初日、2日目と6公演分の動画がSNS上で拡散され、散々、見てから来たはずなのに、
現地で観た『滑走屋』はそれら動画の何十倍も凄いものだった。びっくり

練習期間は1週間、本公演3日間の全10日。
たった7日間で、プロ意識のあるエンターテインメント集団に変えてしまうほどの急成長。
その根底には、あの高橋大輔から選んでもらったという喜びと自信があるような気がする。

直接、大ちゃんから指導もしてもらえ、普通ならお金を払っても経験できないことを学び、短期間に濃密な時間を過ごした。

急成長はアンサンブルスケーターだけではない。
メインスケーターの友野くんと草太くんも、魅せ方がうまくなっていることに驚いた。
特に友野くんは大きく見えるようになり、大ちゃんの動きとよく似ている。

今まで、友野くんが大ちゃんに似ていると思った感覚がなかったので正直ビックリ!びっくり
(ちょっとした裾の扱いも似ていて、もしかしたらそこまで大ちゃんが教えたのか。それとも友野くんが目で見て盗んだのか)

個人的には、『滑走屋』出演は世界選手権出場と同じくらいの価値があったように思う。

さらには、本公演の3日間で観客の声援で磨かれ、出演キャンセルに伴うあれこれを乗り切ったことでチームワークも強固になった。

結果、たった10日でどこからみてもプロフェッショナルなエンターテインメント集団が爆誕!爆笑


ただ大変な公演であったことは間違いない。
最終日にはとうとう4人目の出演キャンセルが出てしまった。

メインスケーター8名の内、2名が不在の最終日。
普通なら、物足りなさを感じてもおかしくない状況なのに、ショーとしてはまったく物足りなさを感じない。

もちろん出演キャンセルとなったメインスケーターのソロはないけど、つなぎの演技が見応えあり過ぎ。
当初より、メインスケーターもアンサンブルと一緒になって色々なところに登場するように構成。

出演キャンセルになったところを誰かが補い、質を落としていないので不自然さもない。
主役はソロ演技ではなく、ソロとソロをつなぐ演技であり、メインが欠けても影響を最小限に抑えられた。

ただし、すべての振付けを知っている出演者は、大ちゃんと哉中ちゃんの2名のみ。
出演キャンセルはすべて男性なので、プロデューサーでもある大ちゃんがその穴を埋める比重が高く、負担も大きい。

大ちゃんと同じ出番で補えないところは、他のスケーターに指導して代役を担ってもらう必要もある。
ここでも友野くんが大活躍。ニヤリ

プロデューサーである大ちゃんはほとんど寝ていないと思われ、公演ごとに痩せていく。

そんな緊急事態でも、気がついたところは随時手直し、そのときにできる最善をつくしていた。
それもスケートのみならず、照明でさえも公演中にブラッシュアップし妥協がない。

約1ヶ月後に38歳となる大ちゃんの体力おそるべし。キョロキョロ


『滑走屋』は、どこか『LOVE ON THE FLOOR』を感じさせる。
ショートストーリーがいくつも繋がっていく。
シームレスに繋いでいるのが『滑走屋』の特徴。

今度はストーリーごとにタイトルをつけておいてほしいな。
例えば、椅子プロは「狂気」とか。

初めての試みがいっぱいが故に、運営として再検討すべきところはあったと思うけど、そんなことはプロデューサー自身がすでに感じているはず。
ショーとしては大成功ではないだろうか。

まずは『滑走屋』の完走、おめでとう!おねがい
全員が主役となる素晴しいアイスショーだった。
出演者、関係者の皆様お疲れ様でした。


大ちゃんは劇団四季のようなと言っていたけど、シルク・ドゥ・ソレイユの方が近いかもしれないな。

内容的にも、世界にも通じるような気がするし。
たったの4ヶ月で凄いもの創っちゃったという感覚。
公演の費用も安くて、この内容はおトク過ぎる!

きっと再演はある!間違いなくある!
今年は『氷艶』もあるし、現役スケーターも多い、問題は開催時期だけ。
ただ次回はチケットをとるのが、難しくなるかもしれない…


そして今日、2月14日は大ちゃんがスケートを始めた日。おねがい
ちょうど30年。
(『滑走屋』の出演スケーターで生まれてるの哉中ちゃんだけ、しかも0歳児。)

スケートに出会ってくれて、本当にありがとう。
ファンは幸せです。





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