言葉の裏も汲みとってくれるココロラボ… | 気のむくままに独り言

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フィギュアスケート(主に高橋大輔選手)、モノづくりなど…。

2024/01/14に放送された『田中ウルヴェ京のココロラボ』がとっても良かった。


心理学者でもあることから、話の展開をストーリーありきで持っていこうとせず、相手から言葉が出るまで待ってくれるし、引き出してくれる。


それに田中ウルヴェ京さんはアスリートであるという共通点の他にも、

シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)という採点競技だったこと、

オリンピアンであメダリストであること、ソロとしてもデュエットとしても活躍してたこと等々、

大ちゃんと共通点は沢山。


2週に渡って放送されるココロラボ。

1週目は哉中ちゃんが前半のみ登場。


哉中ちゃんからみた大ちゃんはどんな人か?という問いに、「裏表がなく、ピュアで優しい人。正直で本当に何も隠さないでオープンな感じで」と。

大ちゃん自身は自分のことを「内弁慶なので、身内にはめちゃめちゃキツイんで、(哉中ちゃんは)かなりキツかったと思います」と。


哉中ちゃんはもう、歌子先生、ナベさんに次ぐ、完全に身内の人。ニヤリ

朝、顔を見た瞬間に機嫌が分かるという二人。



「どちらかが調子が悪いときはどうするのか?」という質問に、哉中ちゃんは調子の悪い方に合わせると。

大ちゃんは相手に合わせようとすると体がカチカチになってしまうので、合わせてもらうのがベストだと。

以前は合わせようとしていたが上手くいかないことが多く、自分がフリーにやって合わせてもらう方が結果的に上手くいったと説明。


ウルヴェ京さんもパートナーの小谷実可子さんに合わせた方が上手くいくということで合わせていたんだとか。

合わせることの面白さもでてきてという話に哉中ちゃんも共感。


ウルヴェ京さんから、「哉中ちゃん、今度飲みに行こうか!」と言われてた。爆笑

ウルヴェ京さんと哉中ちゃんは共通点もいろいろありそうだし、別の機会に哉中ちゃん単独で対談してほしいな。



そのあと、3つのトークテーマで話が展開。

  1. 高橋大輔にとって緊張とは
  2. はじめての大怪我で
  3. 辛いときは◯◯ればいい


過緊張で終えたトリノ五輪。

大ちゃんにとって"緊張とは?"と問われ、

「緊張しないと集中力が高まらない。集中するために緊張するという思考に変えていった。そう思うと楽になる」と説明。


怪我のあとリハビリで頑張り過ぎて燃え尽き症候群になったと。

ただその経験は「頑張り過ぎるのは良くない」ということを学んだと。


「辛いときはどうしたらいいか?」と聞かれ、「逃げてもいい」と。

所詮、代わりはいると大ちゃん。



確かにね、代わりはいくらでもいるよね。

同じレベルで、同じ質でとなったら難しい場合もあるけど、一般的には代わりはいくらでもいるのが現実。


大ちゃんがやっていたキャスターという仕事については代えはいたし、降板したからといって番組がなくなることもない。

ただ、高橋大輔というスケーターの場合には、唯一無二の存在なので代わりはいないんだよね。



ウルヴェ京さんが最も印象的だったのは、

「自分のことを色んな側面から気付いている人は素敵だな」ということ。


番組最後のメッセージ

「緊張しいなんです。僕は頑張ることは向いていないという高橋大輔さんの言葉を額面通りに受け取れば、一見後ろ向きに聞こえます。

しかし、その言葉の裏にあるのは、緊張するほどちゃんとやりたい自分、頑張りたい自分ではないでしょうか」

とウルヴェ京さん。


同じアスリート、分かる人には言葉の真意がちゃんと伝わっている。

ここまでちゃんと汲み取って言葉にしてくださる方は少ないので、有り難い存在。



もうすぐ、2週めの放送が始まる。

予告動画では「大尊敬しています」と。

「絶対に言わないですけどね」と言った時点で、歌子先生に間違いはない。


番組紹介には、「恩師・長光歌子コーチだけが知る意外な素顔」というのもあるので歌子先生のインタビューもしくはアンケートがありそう。


この内容を受けての大尊敬してますの発言かな。


ウルヴェ京さんは大ちゃんが現役復帰した2018/7/1のテレビ出演でフジテレビに行ったときに会っていて、その時のことがInstagramに投稿されている。

https://www.instagram.com/p/BktfuduAecs/ 


「あなたにとってスケートってなに?
何をやりたいの?
言葉の一つ一つを分解したくなる衝動。😍
でも同時に思わず伝えた。
「高橋さんのスケート大好きです!振り付け最高」
でももっと伝えたかった。
振り付けの中に見えるご本人のこだわりっぽいところを感じる手先。
自己陶酔の枠から一つ外れた客観性伴う表現力。
アイデンティティ二面性を感じるルーティン前中後の立ち居振る舞い。」

心理学者として、大ちゃんに聞きたいことが沢山あったんですよね。

今日の2週めの放送も楽しみだ。ニコニコ


ちょうど、先日、雑誌『ゆうゆう』にて、

大ちゃんが歌子先生に言われて心に留めている言葉が紹介されている。

  • 人間、悪いときに人間性が出る
  • 自分がやったことは自分に返ってくる

でも、歌子先生は大輔は結果が良くなかったときの態度がとてもいいと常々言っている。

例えば、2018年の歌子の部屋vol.35 。

「今回若い選手たちには、大輔の結果が悪かった時の人間性を見ていて欲しいなと思います。順位が落ちてしまった時や上手くいかなかった時、その人の人品が一番見えてしまう。大輔はそういう時の態度がとても良いです。ほかの生徒達にもそこを感じてほしい。」

歌子先生の教えを守り、常に実践している大ちゃん。
歌子先生は人生の師。おねがい




【ココロラボ】


BS-TBS公式チャンネル:

フィギュアスケーター・高橋大輔がゲスト!これまでのスケート人生を振り返りながら当時の心境を告白「田中ウルヴェ京のココロラボ」1/21(日)ひる12時30分

https://youtu.be/tktDGGSiTQE 


BS-TBS:

田中ウルヴェ京のココロラボ

#24 高橋大輔が語った!スケート人生の転機 

https://bs.tbs.co.jp/culture/kokorolab/ 

ゲストは、プロフィギュアスケーターの高橋大輔さ ん。先週に引き続き、これまでのスケート人生を振り 返ります。今だから話せる4回転に挑戦した思いや、 スケートを離れてみて思ったことなど、当時の心境を 告白。さらに、恩師・長光歌子コーチだけが知る意外 な素顔。オリンピックでアジア人男子初の銅メダルを 獲得したレジェンド高橋大輔さんのメンタルをスポー ツ心理学者の田中ウルヴェ京が紐解きます。




【ゆうゆう】
雑誌『ゆうゆう』に、大ちゃんが歌子先生の言葉で心に留めているものと『滑走屋』のお話が掲載。
記事の内容は、マチュアリストにて掲載。

マチュアリスト:
「不安に押しつぶされそうになったとき、この言葉が弱い自分の支えに」高橋大輔さんを変えたひと言とは?

「フィギュア人気がいわれていますが、料金の高さもあって、会場に出向いてもらうところまでは、まだなかなかいっていません。もう少し身近な存在にしたいですよね。
将来的には後進を育てるアカデミーを有するパフォーマンス集団をつくれたらいいなと思います。自分自身もいろいろなパフォーマンスを身につけていって、大きな意味でエンターテインメントに関わる仕事をしていきたいというのが目標です」

スケーターとしても、エンターテイナーとしても、ひとりの人間としても魅力的に成長したい

「年齢が上がっても、意固地になったり限界をつくったりせずに、人の話をちゃんと聞ける大人でありたいですね。いつも何かに感動していきいきして、若々しく活気がある大人。それを目指して頑張ります」


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