認知症(一番多いのはアルツハイマー病)は今日が何時かわからず、自分がどこに居るかもわからず、しまいに寝たきりになって死に至る、怖い病気です。日本全国に600万、前駆状態の人 経度認知症(MCI) 受診していない人を含めると1000万人にもなります(漸増中)。解剖によると原因は脳のカスといわれるアミロイドβと言われる蛋白がたまることと言われています。
促進させる原因として
1 慢性炎症
2 栄養
3 毒素
があります。
40代からそうなったり100歳近くても、気配すらない人もいます。私たちもできればそうありたいものです。最近多くの事実がわかりはじめました。
過度のアルコール、たばこをすう、生活習慣の乱れ が悪いことはよく知られています。糖尿病なんかもリスクを2倍にします。
そこで今日は関連性を普段気にしていない習慣について。
1 歯や口周りを気にしない。認知症と歯周菌との関係は以前より言われています。慢性炎症ですかね、毎食後の歯磨きも大切ですね。
2 夜12時を過ぎてもダラダラと夜更かしをして、睡眠時間が少ない人。脳には神経細胞以外に50倍のグリア細胞があって、脳神経細胞のカスといわれるアミロイドβを食べてくれるのですが、活発に動いてくれるのは夜間です。適切な睡眠は7~8時間ぐらいです。
3 水回り(風呂場 台所 エアコン 壁などなど)が汚く黒カビっぽくなっている人。カビを常時吸っていると、カビから放出されるマイコトキシンも同時に吸っていることになります。実験ではマイコトキシンはアミロイドβを増加します。
普段何気なくしている習慣ですね。今までは画期的なお薬は無かったそうです。しかし、習慣の是正と栄養学的フォローのプログラムで70~90%の人に認知症の予防効果があったそうです。どうやら期待出来そうです。
もう一つ最近30%ほど効果がある薬が出ましたね、日進月歩の薬の世界。向後どうなるやら興味があります。