国試 | 脳卒中(脳幹出血)医師 moonkikicocoのブログ

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約72歳。12年ほど前に脳幹出血で倒れました。合併症はたくさんありますが、何とか生きています。つまらないと思うかもしれませんが、愚痴っぽいブログですが、よろしく。

 人生で最大の試験といえば、医師国試でしょう。実習や実験など6年間の医学教育を経たものだけが受験資格がある、医者の登竜門です。

 それだけ重要だったが、大学からは何もAIDは無かった。びっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

 私も教科書を復習したり、過去問をしたりであった。大体200問ぐらいだったかな。資格を取るための合格ラインは60%ぐらい。びっくりマーク飛び出すハート

 当時は大阪の南森町のビジネスホテルに一泊して2日間だった。自己採点して約80数%だった。飛び出すハート

 

 先日アマゾンビデオで昔見た「ヒポクラテスたち」を見て、学生時代を懐かしく思い出しました。血気盛んで、色々悩んでいた頃の事です。

 京都には京大以外にも、府立医大がありますね。同じ京都の話です。飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

 

 最近の論文を見てみると、従来治療法が確立してなかった、HFpEF(左室収縮能が保たれている心不全=昔は肥大型心筋症と呼ばれていた一部)に対してSGLT-2iが有効だったらしい。びっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 おまけにHFpEF~HFrEF(収縮能低下の心不全=昔は拡張型心筋症と呼ばれていた)まで、すべてのランクで有効だったと。さらに耐糖能異常や腎機能異常にも良いらしい。こうなると心不全の治療の根幹になる。従来RAASとβ拮抗薬に牛耳られてきた治療も変わるでしょう。びっくりマーク

 糖尿病単独ではDPP-4阻害薬を加えて、内科疾患の治療を変える画期的な薬になるでしょう。

 実臨床での手ごたえは解りませんが、大いに期待できるでしょう。幸いなことにこれの薬は数多く、2年ほど前から上梓されています。!!!!!!