こんにちは~
さて、またかと思うかもしれませんが、信長の野望新生についてです
武田、島津、織田、伊達ときて、現在は「長篠の戦い」のシナリオの宇喜多に挑戦中(いずれも中級)です
この頃の宇喜多(大名は直家)と言えば、浦上から独立して、東には迫りくる織田、西には毛利が控えている状況です
この時代のシナリオの宇喜多は、まさに大国に挟まれた弱者(まあ、何とかなる方の弱者だとは思いますが)で、弱者としての立ち回りを要求されます。
1 従属して忍ぶべし
また、歴史イベントをオフにしていないと歴史イベントにも振り回されます。最終的には織田に強制的に従属させられます。
まず、序盤は、周囲にいる弱小大名の吸収を諮るわけですが、三浦、三村は何とかなりますが、その他が難儀すると思います
主君の直家は、中国地方の三大謀将の名に違わず、オールマイティに強い(ただし、歴史イベントで強制死去)のですが、その他がやや文官タイプが多いです。
戦闘に役立つ家臣と言えば、二大家臣は、明石全登(ただし、開始直後は牢人)と小西行長になります。この二人はオールマイティに強いので、欲は言ってられないでしょうかね
あと、花房は、武力はあれど統率が低く、防御に優れません。
序盤は政策不足で城主が変えられないこともあり、周辺の中小大名家と戦闘力の差が出てしまいます
そして、もうひとつ序盤に邪魔をするのが、今作の外交が強化された面でもある、他家からの「仲介」です。
仲介される指数が、兵力に左右されているのか、威信に左右されているのか、はたまた別の数値に左右されているのか分かりませんが、どちらにせよ弱小大名には逆らう術はありません
私の場合は、赤松を吸収せんと攻めていたときだったと思いますが、毛利と足利に5回以上は仲介・停戦させられました
そして、腹立ったので、足利を攻めようとしたら今度は毛利に、じゃあ次は毛利を攻めようとしたら今度は足利にと、相次ぐ仲介に困り果てました
結局、赤松にいた黒田家臣を仲間にすることもできず、ほぼ旧家臣団で頑張るしかないはめに・・・。
上月城に立てこもる山中鹿之助も狙ったんですが、イベントで強制退場の方が早く、間に合いませんでした
そんな弱小大名の生きる道としては、やはり従属からの援軍、仲介しかないわけなのです
当初は毛利と織田とその時々で同盟を結びながらうまくやり繰りしようと思っていたのですが、織田に歴史イベントで強制従属させられてからは、だったらこの関係をとことん利用してやろうと思いました
従属関係を自分から手切れすると他家からの信頼も落ちるだけでなく、家臣団の忠誠も下がってしまうのですが、幸い今作では、十分な国力を得た段階(威信によるものか、兵数なのか、別の要素によるものかは不明)で自力で独立できます(従属先とは同盟関係になる)ので、それを目指してがんばるのです(ちなみに、宇喜多は、四国統一と、毛利を吉田郡山付近まで取ったあたりで従属解消になりました。官位をもらって、それなりに威信は上げました)
というわけで、織田に従属するふりをしながら、虎視眈々と領土拡大に乗り出すわけですが、その中で、従属関係が十分に利用できる状況とは、①従属先が十分に強く、自国の領土の周辺を支配していること、②自国が従属先のほか2勢力にしか囲まれていないことだと思いました
①については、従属先が遠方の場合、援軍が出しづらいです。近接していると、その分、惜しげもなく兵力を強制出撃させる(どちらが従属しているのか分からない)ことができます。なお、①については、離れていても、仲介停戦は利用できるので、絶対的な条件ではありません。
②については、1勢力は、従属先の仲介で停戦することができるので、全軍団をもって他1勢力を攻めることができるのです(ただし、従属先が織田のように他の勢力よりも強国であることが必要)。
また、注意点として、③従属先が自国の周囲を囲まないことも挙げられます。
いずれ下剋上を狙う身・・・囲まれては抗うこともできなくなりますからね・・・。
私は中国地方の領土を日本海側まで貫通(毛利との死闘がありましたが)させ、四国は織田の領土は淡路島までとし、勝瑞城を落として、織田の西部進行を暗に食い止めました。ここは多少の無理も必要だと思います。
援軍を出させて、暗に従属先の兵力を削ることも意識しましょう。
当然、従属先との友好関係を保つことが基本になってきます(援軍は40、仲介も40要。防衛は0でOK)ので、親善はほぼ出しっぱなしです(従属の場合、60までしか貯めておけないことに注意)。
能吏の特性を有する家臣を有効に活用する等して、有効関係の持続に努めましょう
宇喜多でのプレイを参考にすると、織田の西進を止めてからは、毛利が動いた途端に織田仲介を利用して、長宗我部に全軍を差し向け、吸収といった具合に利用しました。途中、大友が色気を出して四国に進行してきたときは頭をひねりましたが、なんとか長宗我部を滅ぼして、周辺勢力を大友と毛利の2勢力の状態にしました。
2 人は石垣、人は城
とにかく、弱小勢力は領土がないので、兵もお金もない、強い政策も取れない状況ですから、序盤に頼るのは人の力です。
とは言っても、人材の拡張の最たる手段である、他家を攻め滅ぼす(他家の最後の1城を取る)ことも難しいですから、家臣からの「遠国登用」の具申はかなりありがたいです。
「遠国登用」は、「人脈」の特性持ちの家臣から具申されると思いますし、「人脈」持ちの家臣を1箇所の城に集めると人脈特性のレベルが上がっていることが確認できるので、有用だと思います(レベルが上がることで登用する武将の質が上がるのか、より遠国まで登用できるのか、具申の確立上昇なのかは不明)。
そして、これまでプレイされている方はお気づきだと思うのですが、どの勢力でプレイしていても大体流れてくる武将は、①津軽為信、②九戸政実、③千宗易(利休)の3人だと思います。
前2者は単純に能力が高く、利休は人脈、数寄の特性持ちです。
おそらく、これは弱小大名に対するKOEIからの救いの手だと思うのですが、①と②は単純に戦力として活用してくださいと。しかし、①と②が牢人になりやすいのは野望が高すぎるためなので、忠誠心が低いと思いますから、家宝を上げるか、縁組して一門にするのかする必要があります(ちなみに利休も出奔しやすいので、注意)。
家宝も最初は高額と思いますが、利休の「数寄」があれば、ランダムで家宝が取得できます。能力の高い武将は得てして野望も高く、忠誠心を得るには家宝が有用ですから、数寄持ちは今作では貴重です
未確認ですが、側近だと発動しないかもしれないので、代官か城主、領主にする必要があるかもしれません。
そして、次に注意するのが「捕縛時」の「処断」です。
討ち死は仕方ない(今作は設定で「討ち死」をオフにしない限り、結構討ち死にする)んですが、やたらめったら捕縛して登用できないときに処断すると恨みを持った血縁者を後々仲間にしづらくなります。
わたしは強国毛利との闘いで、吉川元春に手を焼いていた(兵力減少の固有技能を持つ武将は戦術でどうなるものでもないので痛い)ので、やむなく序盤で捕縛した際に処断したのですが、後々毛利を滅ぼした際に、毛利一族(かなり血縁者が多い大名)が仲間にならず、しまったと思いました
やむを得なかったのかもしれませんが、そこはなんとかがんばっても良かったかもしれません。
また、討ち死は仕方ないと言いましたが、追い打ちには気をつけましょう
敵との戦闘時、敵の兵力が一定数減ると撤退(なお、忠誠心が低い武将は、1000近く兵力が残っていても早々に退却することがある)→兵力0で壊滅という経過をたどります。
この「壊滅」時に討ち死の可能性がありますから、一門衆に有力武将が多い武将(西で言えば、毛利や島津)はあえて追い打ちは避けて、退却させましょう。
3 数を頭脳で上回るべし
と、ここまで色々言ってきましたが、最初から強国の織田などが勢力を広げるペースと、弱小国ががんばって勢力を広げるペースを比べると、やはり前者の方が早いのです
したがって、戦力差を広げられないように、それなりに早いペースで勢力を拡大していく必要があると思いますが、それでも最終的に戦力差は埋められないでしょう。
これは検証中ですが、敵方大名家の取得政策を見ることができます。そうすると、プレイ大名家よりは取れる政策が少し抑えられている気がします。
ここに勝機があるのではと。
政策の内容で少しでも強国の実力に迫りましょう
4 選択と集中
とは言っても、政策を取るにも、先立つものが必要です
あなたが強国を抑えて天下統一(ここでは三職推任エンドを指します)できないということは、多くの場合、京とその周辺を支配していないということでしょう。
つまり、あなたは中央から東か西にずれているのです。
そこで端に向かって東進か西進を勧めます。
端を取ったならば、腰兵糧的に戦闘の可能性がない城は内政型に一気に作り替え、敵国を上回る政策を確保するだけの資金力の確保に努めましょう
おそらくNPCはそんなことをせず、後方の城でもバランスよく強化しているはずです(それはそれで、どこまでいっても戦わなければいけないので、きついですが)。
いかんともしがたい戦力差で勝つには、前線の城で負ければ滅亡くらいの気概をもって、前線は戦闘型(商人町は撤去。鋳造所は迷うが。。。)、後方は内政型と割り切りましょう
5 残された課題
さて、ここまでくれば、あとは強国との決戦のみですが、以上のような対策を練れば、一度の決戦は勝つことはできる気がするのです。
しかし、強国との闘いで経験されている方も多いと思いますが、強国は延々後方から出兵をする消耗戦を仕掛けてきます
我々プレイヤーの強みは、大名本体を主体とした「決戦」による「威風」で、1度の戦闘で多くのものを得る戦い方なのですが、大名の部隊がマストなため、兵糧の問題がどこまでも付きまといます
ですので、出撃が容易い、前線の近くに本拠を移すことはマストと言えるでしょう。
そうは言っても途切れることのない出兵で、大名不在で戦わなければいけない瞬間がくると思うのです。
できるだけそういう瞬間を避けるため、威風強を狙ってあらかじめ攻略目標を設定し、進軍先も奇をてらわず攻略目標とし、相手方の部隊を1箇所に集中させ、ある程度後方の部隊まで威風強で吹っ飛ばしてしまうことを狙うとよいのではないでしょうか。どうせ、敵国が20や30部隊集まっても、参加できるのは16部隊までですし、出撃部隊は8部隊までです。考えようによっては、こちらは8部隊に戦力を集中させる(特性の集中含む)こともありな気がしてきました(この場合、無理に追い打ちして壊滅させることは避け、残る8部隊の出撃を遅らせながら、士気の低下による勝利を目指すことが重要)。
あとは威風強での吹っ飛ばし方と事後処理ですね。
おそらく最前線の部隊同士の衝突地点を中心として街道に沿って(街道がつながっていないところだと威風の範囲が狭い気が)威風が吹く気がしていますから、街道が交差している箇所や衝突地点を中心として敵国の領土が広がっているのがベストです
その後、どこまで領土を広げるのかは、かなり悩みます。第1回で話したように、地政学的なことも考え、威風で取った城(無傷かほぼ無傷で取った城で、すぐにある程度の兵力の動員が可能な城と定義します)と兵站が伸びすぎないところを狙うと良いでしょう。
間違えても、兵站を伸ばしすぎないように、1方向にだけ突き進んで攻略していくことは避けた方がいいと思います。守れなくなってしまって、前線が崩壊してしまいます。
この場合、威風後に城攻めで奪う城の選択という以外に、威風で取った城も時には捨てる覚悟も必要かもしれません。1城だけ交通の便がわるいところの城をとっても、そこの守備に追われて戦力が分散してしまうようでは勝てません。
んー、書いていて、自分の中で戦略がすっきりまとまりました
さて、宇喜多VS織田の最終決戦に挑みますか
* 初めてプレイしたときに感じたことなどは、こちら
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