先週末の京都のお出かけ、最後はお能を観た後に鍵善義房の四条本店へ。たったか歩いて寄りました。
以前に行った時には並んだように思ったので覚悟して行ったのですが、時間が夕方だったおかげか、スムーズにさっと席へ。
くずきりとわらび餅で迷いましたが、やはりくずきりを。小腹がすいていたので生菓子「祇園囃子」も追加。カラフルな三色の餡が透明な葛でくるまれ、結ばれています。どちらも美味しかった。特に、くずきりは、元々好きなせいもありますが、すごく美味しく満足でした。次回は、ZEN CAFEにも行ってみたい。
予定より、サクッと食べられたので一服した後、行ってみたかったZENBI | ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM へ。入館の最終時間に間に合いました。
生誕120年記念 黒田辰秋
木工芸の分野で初の人間国宝となった黒田辰秋(1904~1982)生誕120年を記念する展覧会なのだそう。耀貝螺鈿茶器。
私の好みとしては、もう少し螺鈿は抑えて漆器の漆面と調和しているのが好みではありますが。
ポスターにもなっている、このくずきりの容器は面白かったです。
昭和40年代頃までは、実際にこれらの《螺鈿くずきり用器》に入れられ、仕出しの形で祇園町のお座敷へ届けられていたのだそう。
小さな小さな美術館ですが、庭サンルームなどあって雰囲気が良いです。出ても良いとのことだったので、ガラス戸を開けて庭サンルームへ。ソファーがあって座れ、表を通る人が眺められます。表通りからは中に入っているので、人通りは無く静かです。格子にはガラスは入っていません。
四条本店の方でお土産に購入した水ようかんの甘露竹。
添えられたニードルで竹の節に錐のように穴を開けると、中の水ようかんがスルッと出てきます。大好きです。