中部フィル ニューイヤーコンサート | 翡翠のブログ

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今日は1日出勤、1年の中でも重めのしんどい仕事だったのですが、無事終了しました。

 

昨日は、熱田神宮参拝の後、「中部フィルハーモニー交響楽団 岐阜特別演奏会ニューイヤーコンサート 音楽の福袋 第13弾」も聴きに行きました。

【出演】
渡邊一正(指揮・ピアノ)
中部フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)

 

プログラム

ルロイ・アンダーソン:舞踏会の美女
ジョージ・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」 序曲
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」 作品235
ヨハン・シュトラウス2世/ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:鍛冶屋のポルカ 作品269
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「観光列車」 作品281
シュトラウス2世:ワルツ「皇帝円舞曲」 作品437

 

指揮者の渡邊一正さんは、サラマンカホール20年ぶりとのことですが、中部フィルは毎年のようにニューイヤーコンサートを岐阜で公演してくださっていて、予定があうときには何度も聴きに行っています。女性の楽団員の方、多めに感じます。ニューイヤーコンサートでは、いつも女性はブラックではなくカラードレスを着てくださるので、とても華やかです。

 

今回のプログラムのテーマは「どこかで聴いたことのあるメロディ」とのことで、実際、聴いたことのある曲が多く並んでいましたが、トップバッターの「舞踏会の美女」だけは初聴きだったかもです。ニューイヤーコンサートの幕開けにぴったりな華やかな曲でした。

 

「ラプソディ・イン・ブルー」は何度も聴いたこともあり、超有名曲と思います。こういったJazzっぽい曲は、どこまでが楽譜に書かれていて、どこからがアドリブや奏者の自由なのだろう?もちろん、通常のクラシックも同じ曲、楽譜でも弾き方は解釈や指揮者で比べると変わっているものでしょうけれど。今回の「ラプソディ・イン・ブルー」は明るめ、暗め、ハイテンポからゆったりの緩急もあり、自由自裁に楽団が演奏しているという感じ。指揮の渡邊さんがピアノも弾きながらの弾き振りでした。スィング感のあるJazzらしい楽しい気持ち良さでした。

 

後半では、「こうもり」序曲が良かった。長めだけれど「天体の音楽」も。「鍛冶屋のポルカ」はパーカッションの人が鍛冶屋らしい扮装で台も置かれ、鍛冶の音のような「カチーン」と台をたたく音が入り面白かった。少し鍛冶の音と金管、木管楽器とが上手く重ならず揺れているようでした。「観光列車」でもパーカッションの人が帽子をかぶり、笛を吹いて手袋をした手で手差しのパフォーマンスで楽しい演奏でした。

 

演奏会の前に樽酒割りもあったようで、お猪口に日本酒を配っていたので、私も底1cmくらいいただきました。なかなか美味しかった。