2023振り返り 演奏会 | 翡翠のブログ

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日々の徒然をつづっています。コメントは承認後公開させていただきます。

今年聴きに行けた演奏会。

1/7 フォルクスオーパー交響楽団

1/11 ウィーン・リング・アンサンブル

1/19 小林研一郎 ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団

2/11 大平健介 オルガンコンサート

2/18 久石譲、日本センチュリー交響楽団×九州交響楽団 春の祭典

2/19 ヤクブ・フルシャ NHK交響楽団定演

2/25 京都フィル室内合奏団 with 岩崎宏美

3/4 大阪フィル交響楽団  岐阜定演

3/11 名フィル定演 酒井健治:ピアノ協奏曲『キューブ』世界初演

3/12 亀井聖矢 ピアノ・リサイタル

4/9 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン(豊田)

4/13 トヨタ・マスター・プレイヤーズ, ウィーン(愛知)

4/16 名古屋国際音楽祭 オープニング・ガラ・コンサート 亀井聖矢

4/27 朗読と音楽 「宮澤賢治のみた夢」

5/13 名フィル定演 井上道義

5/15 クリストフ・エッシェンバッハ指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団

5/28 京都市交響楽団 佐藤晴真

6/4 宮田大&三浦一馬 スペシャル・デュオ

6/10 名フィル定演

6/13 フォルクハルト・シュトイデ ヴァイオリンリサイタル

6/16 ベルリン交響楽団

7/1 山田和樹 指揮 バーミンガム市交響楽団

7/9 名フィル定演

7/14 古澤巖 品川カルテット

7/20 辻井伸行 オーケストラ・アンサンブル金沢

9/9 名フィル定演

9/23 トン・コープマン NHK交響楽団 定演

10/9 東京チェロアンサンブル

10/20 Candlelight コンサート 久石譲名曲集

10/21 クラウス・マケラ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 辻井伸行

10/28 《響炎する4本のチェロ》Quartet Explloce

10/30 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

11/16 キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

11/17 名フィル定演 

12/9 名フィル定演

12/17 名フィル 第九

 

クラウス・マケラ指揮のオスロ・フィルハーモニー管弦楽団は、シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》も辻井伸行ピアノのショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番も、すごく良かった。カッコ良かった。

 

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のドヴォルザークプログラムも素敵だった。チェロ:パブロ・フェランデスのチェロ協奏曲、良かった。

 

もちろん、ベルリン・フィルのシュトラウス:交響詩『英雄の生涯』も良かった。チケットのお値段的に一番低価格帯の席だったのですが、音の厚みといい重なりといい、この席で、ここまで良い音なの?状態でした。

 

しかし、今年聴きに行った中で、最も印象的で心に残ったのは、名フィル 第512回定期演奏会で、井上道義さん指揮のクセナキス:ノモス・ガンマとラヴェル:ボレロ。特にボレロは、楽団の配置、照明などの配置と相まって、視覚的にも聴こえてくる音、聴覚的にも衝撃的で印象深い、これからも忘れられそうにない演奏会でした。

 

ベスト2位も名フィル定演で、川瀬賢太郎 指揮 第517回定期演奏会〈死と継承〉。宮田まゆみ(笙)による細川俊夫「光に満ちた息のように」から、ワーグナー:歌劇『ローエングリン』は、これもまた照明の演出も加わって、心に残る目の離せない演奏でした。あと、事前レクチャーがあったのも影響大だったかも。こんな定演が聴けて、来年の名フィルも、すごく楽しみです。

 

残念だったのは、ウィーンフィルのチケットが取れなかったこと。チケット発売時には、一瞬にして手が出る範囲のチケットが無くなりました。S席なら取れそうだったのですが、ちょっと予算上厳しく。

 

代わりにシュトイデさんに会えるはずだった豊田市のフィルハーモニック・トリオ・ウィーンは、コロナ感染のため泣く泣く見送りました。

 

またクリスマスシーズンには、いつもクリスマスらしい演奏会を聴きに行くのが楽しみなのですが、しらかわホールの「クリスマス/アヴェ・マリア」、夕方から外せない会議が入り見送りに。これも残念でした。ちょっと最近、夕方からの会議が入りすぎ。夕方は退社する時間ですと言いたい(けど言えない)。

 

逆に演奏会を聴きに行く以外で、今年一番の思い出、良かったことは、自分のチェロの発表会かもしれません。演奏そのものより、サラマンカホールのステージで演奏できたことが。フォルクハルト・シュトイデさんや、ライナー・キュッヒルさんの立ったステージに!と思うと、ミーハー的に興奮しました。

 

毎年聴きに行っていたウィーン・フォルクスオーパー交響楽団のニューイヤー・コンサート、2024年は三重県公演らしい。行けなくはないけど、ちょっと遠い。三重県と愛知県の両方に来てもらうことはできなかったのだろうか?年明けから、愛知芸術劇場がエレベーター周りの工事が入り閉館となるので、会場の関係かとも思うけれど。同じ理由でか、ウィーン・リング・アンサンブルも2024年のニューイヤーは愛知公演がないし。寂しいところです。


振り返って見ると、結構、無茶なチケット取りしているというか。正直、自分でも、ちょっと体力的にしんどい、もう少し来年は自重しようと何度か思ったのですが、コロナ明けで色々戻ってきてくれたのが嬉しくて、今年は無理してでも通ってしまいました。
来年も、無理しない範囲で(笑)、たくさん聴いて幸せを味わいたいと思っています。