LaLa40周年記念原画展〜美しい少女まんがの世界〜 | 翡翠のブログ

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日々の徒然をつづっています。コメントは承認後公開させていただきます。

盆休ほぼ真ん中の今日は特に予定は入れず、実家に行って手伝いをしたり、犬の散歩を嫌という程したり、いじったり構ったりしてきました。もっぱら犬率大です。

 

先日行ってきた原画展の記事、書いたところで、世界猫の日のツイートや記事等をたどっているうちに、そこからつい猫SF記事を書いてアップし、こちらの記事はそのままになっていたので今更ですがアップ。

情報を知ってから行きたい!!となっていた原画展を駆け込みで覗いてきた記事です。

 

LaLa40周年記念原画展〜美しい少女まんがの世界〜

「月刊LaLaに掲載された、時代をリードした代表的な少女まんが家を中心に、総勢63名の作家による原画270点以上を一挙公開!」ということだそう、こちらの名古屋での開催でFinalとなりました。

 

ウェルカムエリアには月刊「LaLa」40周年の歴史や応援色紙。

続いて、「Pretty(プリティー)」、「School(スクール)」、「Ikemen(イケメン)」!!、「Fantasy(ファンタジー)」、「Love(ラブ)」各コーナー。

 

記念撮影可コーナー。

 

私は「花とゆめ」を創刊号から読んでいたので(父がなぜか創刊号を買って帰ってきてくれた)、LaLaもその流れで読んでいたものもありましたが、最近は離れていたため、原画展出店作品ももっぱら知っているのは昔の方々ですが、

 

青池保子「Z(ツエット)」、竹宮惠子(ダッシュプロジェクトの複製画)、美内すずえ、大島弓子「綿の国星」、萩尾望都、山岸凉子「日出処の天子、和田慎二「あさぎ色の伝説」、三原順「ルーとソロモン」、坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」、成田美名子「エイリアン通り」「CIPHER」「ALEXANDRITE」、樹なつみ「OZ」「花咲ける青少年」「八雲立つ」、玖保キリコ「シニカルヒステリーアワー」、安孫子三和「みかん絵日記」、清水玲子「竜の眠る星」「輝夜姫」、

 

などなど素晴らしく、キャーキャー(心の中の声)興奮して観ました。

 

特に今回、原画を拝見して、なんて美しいのか!と思ったのは、成田美名子さんの「CIPHER」。色合いの陰影やぼかしや重なりや、そのニュアンスがとーってもとーっても美しかったです。イメージアルバムポスター、今更ですが欲しい。

また、樹なつみさんの「OZ」「八雲立つ」もまた美しいけぶるような色合いで描かれていて、赤い空を背景のムトー、青い空を背景の闇己がたまらん。

和田慎二さん、三原順さんには、ずっと花とゆめからのファンでしたので、原画を拝見しながらお亡くなりになったことに思いをはせて、哀しかった。特に三原順さん、まだ早すぎでした。

 

あれもこれも複製原画が欲しい所をお値段的に我慢して、ビジュアルブックを購入して反復して楽しむことにしました。もちろん、原画とは異なりますが、感動の記憶を再現するよすがに。

 

それと前売りチケットの特典ポスター。これを見た長男坊が「どうして少女漫画は、こんなに目が不自然に大きいの?」と訊くので、「いや、母さんの好きな漫画のキャラはこういう目だが」と「OZ」のムトー、「八雲立つ」の闇己を見せておきました。

 

ああ、吉田秋生さんの原画も見たいなあ。アッシュの原画をいつか一目見たい!そういえば、吉田秋生さん、昨日お誕生日でいらっしゃいました(1956年8月12日生まれ)。1977年に「ちょっと不思議な下宿人」で活動開始されたそうなので、今年はデビュー40周年。小学館さん、原画展をお願いしたいです。