やる気はなぜモチベーションに依存しないかの答えは、大脳の補足運動野に原因がある。
ドーパミンやアドレナリンなどの脳内物質の原因というよりは、脳の回路に問題があるから、「やる気が出ない」に成るんじゃないだろうか。
今回の記事はこれについて考察する。
☆補足運動野の機能
より引用
一次運動野と異なり補足運動野の損傷は軽微な麻痺しか起こさず、一見すると運動の制御に重要な役割を果たしていないように見える。しかし補足運動野の損傷は自発的な発語や運動の開始が著しく困難になる無動性無言症(akinetic mutism)と呼ばれる特徴的な症状を惹き起こす。一方でこうした患者でも本を渡して「声を出して読みなさい」と指示されると問題なく読むことが出来、験者が行う動作を真似する限りはなんら障害を示さない。つまり運動の遂行自体に障害はなく、外部から何をいつ為すべきか指示を与えられると運動を遂行できるが、自発的に運動を開始できないのである。動物実験からも同様の所見が得られている[
こうした所見からは補足運動野は自発的な運動の開始に寄与している事が窺われ、実際、ヒトでは自発運動の開始に先行して補足運動野領域から運動準備電位(Bereitschaftspotential)が記録される[17]。又、サルの補足運動野のニューロン活動を記録した研究によっても、補足運動野のニューロンは動物が外部からの指示に拠らずに運動を実行する際に活動する傾向があることが指摘されている
引用終わり
自発的行動とは言い方を変えれば「やる気」である。
つまり、補足運動野の機能水準次第で
高水準「いつもやる気に溢れてる人」
並水準「それなりにやる気ある人」
低水準「やる気が出ない人」
などグラデーションのように分かれるということである。
脳の機能水準で「やる気」が決まるならば、精神論でどうにかなるわけない。
コーヒーやエナジードリンク、おくすり頼りになるのも仕方ないのである。
☆文武両道が重視されるのは、補足運動野に原因がある
運動好きは、補足運動野を利用して勉強好きにもなれる体制を持っているから、高学歴で部活が盛んなのも当然である。
何故ならば、補足運動野の機能水準が「高め」であるからだ。
また、「やる気」を表出しやすい人が多いからである。
よって、「やる気」とは精神論ではなく脳機能である。
その答えが「補足運動野」にあると私は考察する。
☆後書き
「やる気」で悩む人が多いのは、「やる気」が脳機能の「補足運動野の機能水準」に依存するならば、解決が難しくて悩む人が多くなるのは当然である。
よってある一種の障害と受け入れるのも一つの解決法になるかもしれない。
あとはコーヒーのカフェインや糖分、またはおくすりなどでどうにかするしかないが。
それは諸刃の剣だ。覚悟して工夫するしかないかもしれない。
ただ、原因が分かっただけでも次の一歩へ進む力になりうる。それでヨシかも。
読んでくれてありがとう。
では。