まず私を渡る勇気を持ちなさい。
向こう岸に何が待っているのか、はっきりと分からなくても、起きることには何一つも無駄はないのだと知りなさい。
二つの岸をつないだあとは、もう一度私のところに戻ってきなさい。
二つの世界の両方を生きるために。
神社や仏閣など多くの聖域には橋がかけられています。
橋はこちらの端――此岸とあちらの端―― 彼岸を結び、私達は橋を渡って聖域へと入っていくのです。
伊邪那美命、伊邪那岐命は「天の浮き橋」を使って、淤能碁呂島におられました。
橋は高天原と地上を結ぶ重要な役割を果たしてくれます。
そこには神霊が宿っているのです。
いま知覚している次元から、五感を超えたさらなる拡大した次元へ向かい、勇気を持って橋を渡ってください。
未知の領域を探検することに恐れを感じるかもしれませんし、拡大するために自分自身を深く見つめることも怖いかもしれません。
でも大丈夫。
渡ろうと思った時からもう扉は大きく開いています。
永遠不滅の魂の可能性を探求していきましょう。
そして崖と崖。
川のあちらとこちら、二つの隔たった場所を繋ぐのが橋。
橋のスピリットはこの次元とより精妙な次元を結ぶだけではなく、男性性と女性性、傲慢と謙遜、生と死といった二元性の両極を結ぶエネルギーそのものです。
このカードは、ひょっとしたら片方の岸だけの世界を体験しているのかもしれないことを伝えています。
「正しくなければ」とルールに縛られているなら、ちょっぴりハメを外し、思い切って反対側も体験してみましょう。
獲得するために一生懸命積極的に行動してきたなら、ここらでちょっと一休み。、委ねて受け取ってみるのもいいでしょう。
二次元の両方を観察したら、それを結ぶ橋に戻ってきてください。
大きくアーチを描く聖なる橋の上からは
、二つの世界が一度に見下ろせます。
あなたは中道―――バランスの取れた真ん中の道を歩き始めるのです。
また、橋のスピリットは岸をつなぐように、人と人、物と物とが繋がるのを助けてくれます。
今こそネットワークを創るのにタイミングはぴったりです。
【テーマ】
・両極の統合
・中道
・渡る勇気
・橋渡し
✳東京都中央区の日本橋をはじめ、全国各地の橋。
神社内の池にかけられた橋。
ぜひ立ち寄ってみてください。
それではまた✩°。⋆⸜(*˙꒳˙* )⸝
陽羽@キャメロン