作曲者は加古隆
1995年3月から1996年2月にかけて放映された「映像の世紀」のために作曲され、番組の映像内容に合わせた様々なバージョンが存在する。
ー「パリは燃えているか?」の解説ー
1944年8月23日未明、占領地フランス・パリにおけるレジスタンス(国民的抵抗活動)や連合軍との攻防の末に、いよいよ敗色が濃厚となったナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーは、
ドイツ軍のパリ防衛司令官ディートリヒ・フォン・コルティッツに一つの命令を下した。
それは「敵に渡すくらいなら灰にしろ。跡形もなく燃やせ」という、彼の破滅的思想に満ちた最後の抵抗策であった。
だがコルティッツ司令官は、その命令を得策ではないと考え、結果的にパリ破壊命令を無視し続け降伏した。
同年8月25日13時、痺れを切らしたヒトラーは、ベルリンから「Brennt Paris ?(パリは燃えているか?)」と叫び、問いかける。
しかし虚しくも、彼が期待していた回答を得ることはできなかった。
コルティッツ司令官は、パリを救った男として後世に名を残し、後に映画化される。
ー作曲の経緯ー
「人間の持つ愚かさと素晴らしさの二面性を表現したかった」という。
本作品に関しては、番組制作の話を聞き“人間の罪、そして勇気”をコンセプトとした楽曲を構想した。
それはすなわち、悲しく愚かな戦争の繰り返しの一方で、科学・芸術の分野で素晴らしい進歩も示した20世紀を表現するスケールの大きさであった。
「パリ」という街は加古自身が若い時に過ごした経験も含み、人類が長い歴史のなかで生み出してきた高度な文明・文化の象徴であり、それもまた人類の手によって創造された素晴らしいものである。
このように、”愚かだけれども素晴らしい”という人類の二面性が端的に表現された言葉として、上記にあるヒトラーの語録が引用された。(Wikiより)
私はこの曲の題名を聞いても、外国のクラッシック曲なんだろうと思っていたんですよ。
で、すごく印象的な曲だからyoutubeで聞いてみようと検索して日本人の曲だと知りました。ほんとうにびっくりでした。
でも、おかしなもんで、日本人作曲だと知ると、この曲の悲しみが、特に第2次世界大戦での日本の愚かさ、悲しさを表現しているのではないかなと思えたのです。

















